当店のお客様が、SURLY ロングホールトラッカーにて、日本の里100選を旅しています。
その報告を掲載していきたいと思います。


日本の里100選公式HPはこちら

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にほんの里100選ツーリング95

最終章

 富浦―金谷港(千葉県南房総市)―久里浜港(神奈川県横須賀市)―自宅(東京都立川市)
  
 富浦から国道127号で金谷港へ。金谷港からフェリーで久里浜港へ。
久里浜から自宅までは、国道16号が最短距離だが、大型トラックの交通量が多いこと。
このツーリングの締めくくりは、自分のポリシーでもある、国道よりも地方道を走ること。
それは、国道よりも地方道のほうが、昔の面影が残っていたり、雰囲気があるからだ。
このため神奈川県逗子市、鎌倉市、横浜市、川崎市、東京都町田市、多摩市、府中市、国立市、
立川市の地方道を選んで自宅へ。
 通算166日に及ぶ熟年自転車ひとり旅「にほんの里ツーリング」も、走り終わってみれば
アッという間のことだった。つらいことなどひとつもない。受けたことは親切。学んだことは感謝。
自転車ならではの出会いがいっぱいあった。機会があれば、みんなのおかげでできた体験を伝えていきたい。
こんな熟年自転車族がいるのかと思っていただければそれでいい。
このことがお世話になったみなさんへの恩返しになると思う。
 終わりに、行く先々でお世話になったみなさん。このツーリングのきっかけを作ってくれた
朝日新聞社立川支局記者の石川幸夫さんとシルクロード雑学大学代表の長澤法隆さん、
サイクル旅日記を掲載していただいたり、資料を送っていただいた森林文化協会のみなさん、
しっかりと自転車の整備とアドバイスをしていただいたサイクルショップPIT TSURUOKAさん、
激励のメールを送っていただいた中高年の元気のでるページ代表の村上芳信さん、
そしてなによりも心配をかけた妻に心から感謝を捧げる。ありがとうございました。

最終日の走行距離100.03km
にほんの里100 選ツーリング94

木更津市小浜―平久里市(へぐりしも、千葉県南房総市)多田良海岸キャンプ場(南房総市富浦)

木更津から国道127号、県道89、88号で平久里下へ。ここでは共有林をみることが目的だが、丘陵地はあるがどこに共有林があるのかは全くわからない。
県道88号を走っていると座間材木店という材木店があった。材木店であればわかるかもしれないと思い、
にほんの里100選に選ばれた共有林について尋ねると、座間さんは朝日新聞の取材にも立ち会ったひとりだという。偶然見つけて入った材木店でいい人に出会った。
座間さんからは区長の若林さんから話を聞くようにすすめられ、近くの若林さん宅を訪ねる。若林さんの話では、平久里下は149世帯。
74ヘクタールの共有林がある。年2回間伐や林道の草刈を行う。80年代までは木材が売れ、消防車を買ったりしたが、
次第に輸入材に押され売れなくなり、ゴルフ場にする計画も浮上した。それでも先人が守ってきたものだからと共有林を守って今日に至っている。
こんな話をうかがっているところへ座間さんが現れ、現場をトラックで案内してくれることに。はじめに茅葺き屋根の民家へ。
茅葺き屋根の民家の整備はnpo法人千葉自然学校が行う事業のひとつで、これから屋根の吹き替えを行うところだという。
つづいて共有林へ。かなりきつい傾斜の共有林で、作業が大変なことが想像できる。座間さんの案内がなければ、共有林がどこにあるかはわからなかっただろう。
案内に感謝する。クルマのなかでの座間さんの話では、共有林の所有者は149人だが、高齢化が進み、現在作業に参加できる人は30〜40人になってしまった。
行政も、にほんの里100選に選ばれたことから、平久里下を散策できるハイキングコースにすることを検討しているようだという。
平久里下からは、にほんの里100選ツーリングの締め括りは、キャンプがふさわしいと思い、県道185号、国道127号で富浦の多田良海岸キャンプ場に泊まることにする。

走行距離66、03km。


写真は平久里下の茅葺民家。

写真は平久里下の共有林。


にほんの里100 選ツーリング93

土浦市―結縁寺(けちえんじ、千葉県印西市)―木更津
昨日から泊まった旅館では、素泊にも関わらず朝食のサービス。スタートしようと自転車に荷物を取り付けている、奥さんが手を添えて手伝ってくれる。
さらに疲れたら食べて、とチョコレートをいただく。いい旅館に泊まってとても気分がいい。土浦市からは、国道48、4号で結縁寺へ。千葉ニュータウンのすぐ近く。
こんなところに谷津地域があるのかと思う。幹線道路から少し奥に入ると、この地区の中心なのだろうか、結縁寺という寺がある。
寺の前には溜池があり、地区の人が保全に努めているようだ。開発が進むなか田や畦、雑木林も残されている。
結縁寺からは国道を避け、県道を選んで走る。千葉市稲毛区に入ると雨が降り出す。
今日は千葉市内に泊まるようかなと雨宿りをしていると、40分ほどで雨がやみ、少し太陽がさしてくる。木更津市ぐらいを目指すことにする。
本千葉駅近くまでは県道を選んで走ってきたが、ここから先は国道16号で木更津に向かい、市内の旅館に泊まる。

走行距離114、75km。

写真は結縁寺。 写真は結縁寺の前の溜池 写真は結縁寺の田と林

にほんの里100 選ツーリング92

茂木駅前―茂木町北部地区―八郷(茨城県石岡市)―土浦市(茨城県)

昨日の冷え込みと一転して暑い。半袖シャツ、短パンで茂木町北部地区を走る。小規模ながら手入れのよく行き届いた棚田が目につく。
丘陵状の里山に色づきはじめた雑木林と取り入れの終わった棚田。取り入れ前の状況が見られなかったのが少し残念。
つづいて国道123号、県道286、257、64号で八郷へ。筑波山麓に茅葺の民家が点在する。
この地区の茅葺民家の軒先と棟のおさめ方は、技巧的で装飾的な特徴が際立っている。茅葺民家は現在も居宅として使用されている。
八郷で泊まろうか迷ったが、県道64、150、199号で次の目的地印西市結縁寺を目指し、日没となったところで泊まることにする。
土浦市で日没となったので駅近くの旅館に泊まる。

走行距離97、09km。


写真は大帷子(おおかたびら)の棚田

写真は茂木町大帷子の棚田

写真は八郷大増の茅葺き民家

写真は八郷小山田地区の茅葺き民家


にほんの里100 選ツーリング91

大子町―西下ケ橋(栃木県宇都宮市)―茂木町(栃木県)

キャンプ場で朝、寒さで目が覚める。茂木の旅館の奥さんの話では、今期一番の冷え込みだったという。
国道461、293号、県道125号で西下ケ橋へ。集落は大谷石が塀や蔵などに使用され、用水が流れ、落ち着いた雰囲気だ。
大谷石のいろんな蔵が特に目に着く。自宅の庭で作業をしていた女性に話かけてみる。黒崎さんといい、にほんの里100選の話をし、
その里を自転車で走っているというと、自転車で下ケ橋用水や彼女のいうドジョウ水路を案内してくれる。
ドジョウ水路では、子供たちがメダカやドジョウをとっている。彼女の話では、川にはヤマメやドジョウなどがいる。集落の人や行政が協力して保全に取り組んでいるという。
西下ケ橋のあと、県道125、69号、国道123号で茂木町へ。日没がせまってきたのでキャンプ場へは行かず、駅近くの旅館に泊まることにする。
今の時期は遅くとも午後4時30分ごろまでにキャンプ場に着かないと、暗くなってテントの設営などが厳しい。日没が早く行動時間も短くなってきた。

走行距離95、3km。


写真は西下ケ橋の集落を流れる用水と大谷石の塀

写真は黒崎さんのご自宅

写真は西下ケ橋用水

写真はドジョウ水路
にほんの里100 選ツーリング90

白河市―持方(茨城県常陸太田市)―大子(だいご)広域公園キャンプ場(茨城県大子町)

国道349号、県道195、33号、国道461号で袋田駅へ。
常陸太田市産業部水府産業観光課の関さんから紹介された、にほんの里100選の取材に応じられた区長の須賀川さんに昨夜電話し、袋田駅でお会いすることになっていた。
袋田駅から電話すると、トラックで駆け付けてくれ、自転車を積んで案内してくれる。
持方には、にほんの里100選に選ばれたことを記念して石でつくられた記念碑が建てられている。
なんと市の予算でたてられたという。これまで全国のにほんの里を走ってきたが、こんな立派な記念碑ははじめてだ。
持方を案内してくれながらの須賀川さんの説明では、持方の集落は、現在11戸31人。肉用和牛の飼育が中心。
コンニャクの加工所を自治会で建設、販売も好調で、婦人部の人たちが共同作業を楽しんでいる。
かぼちゃも高い評価を得たため、水府振興公社と提携して生産活動を行っている。
昔からの共同作業が今も引き継がれ、和牛飼育の堆肥を農地に還元する循環型農業、また森づくり事業を展開するなど、
小さな小さな集落が、農政問題や環境対策の一端を担っているという。持方のあと、須賀川さんに紹介されたキャンプ場へ。
このキャンプ場内には有料だが温泉がある。最高!

走行距離88、43km。

写真はにほんの里100選の記念碑

写真はにほんの里100選選定記念碑拡大版

写真は持方の集落

にほんの里100 選ツーリング89

9日 岩沼市―本宮市

福島県旅館をスタートしようとするとスポーツドリンクのサービス。旅館の奥さんの心使いがとても嬉しい。機会があればもう一度泊まりたい。
休養もとったし、自転車もチェーンなど細かいところは歯ブラシで汚れを落とし、オイルをくれてあるので走りが軽い。
それもつかの間、白石市からは台風が過ぎたというのに風が強くなる。横風を受けるとハンドルをとられるような強い風だ。
国道4号は大型トラックが多く危険だ。ふだんは歩道を走ることはめったにないのだが、歩道を走って危険を回避する。
結局朝早くスタートしたにも関わらず、風に悩まされ、猪苗代湖に到着できず、本宮市に泊まることにする。雨にも負け風にも負けた2日間だ。

10日 本宮市―猪苗代湖(福島県猪苗代湖町)―白河市(福島県)

朝から天気がよく、泊まったビジネスホテルの窓から磐梯山が見える。県道355、8号、国道49号で猪苗代湖へ。
朝ホテルから見えた磐梯山が、猪苗代湖に着くと頂上付近には雲がかかっている。しばらく雲がきれるのを待って、雲がきれたタイミングで写真を撮る。
磐梯山の裾野には、黄金色の稲穂の畑が広がっている。見た限りでは今回の台風の被害は少ないようだ。
猪苗代湖のあとは、次の目的地持方(茨城県常陸太田市を目指し、県道9、6号から国道294号へ。
294号に入ると黒い雲が広がりはじめ、天栄村(福島県)あたりで激しいにわか雨が降り出す。民家の車庫で雨宿りをさせていただく。
10分ほどで雨がやみ、太陽が射してくる。なんという天気だ。道路が濡れ、クルマのはねあげるしぶきがひどい。
里で出会った人はみな親切だったのに、クルマはどうして不親切なのだ。自転車に配慮して徐行してくれたクルマはたったの1台だけ。
あとは全く自転車に対する配慮がない。日本は戦後経済優先で走ってきたことが影響しているのだろうか。残念なことだ。
話が脱線したが、白河市に入って走行距離も90km近くなったので、この町に泊まることにする。

写真は猪苗代湖と磐梯山

猪苗代湖と少し雲がきれ、頂上まで見える磐梯山。


にほんの里100 選ツーリング88

7日江島港―女川(おながわ)港―岩沼市(宮城県)

昨日、台風がくると船がすぐ欠航するので、なるべく早く島から戻ったほうが言われていたので、江島港から朝一番の7時36分の定期船で女川港へ。
女川港から国道398、45、4号で猪苗代湖を目指す。途中、松尾芭焦が奥の細道を歩いたとき立ち寄った松島で昼食。今日の松島は曇空のためあまり展望はよくない。
このあと江島と次の目的地猪苗代湖のほぼ中間にあたる岩沼市まで走り泊まることにする。岩沼は芭焦が立ち寄った竹駒神社のあるところだ。
竹駒神社は日本三大稲荷のひとつでスケールが大きい。竹駒神社参拝の後、旅館を紹介してもらおうと岩沼駅の旅行案内へ行ったが、
対応が悪く、仙台とか大きな町の旅館以外はわからないという。駅がある町のことがわからないとは、さすが天下のJRだ。
しかたがないので駅前に停まっているタクシーの運転手さんに尋ねて、旅館を紹介してもらい泊まることにする。
台風が来ているということから、どこでも泊まれるように、弁当などを買いこんでいたので素泊まりとしたが、食事の時けんちん汁やコーヒーなどのサービスがある。
イイ旅館に泊まれてラッキーだ。


走行距離88、73km。


写真は松島。

8日 岩沼市で連泊

昨夜から雨が降り出し、今朝も降っている。ただ台風の様な雨ではない。テレビをみていると、この地区はこれから台風がくるようなので、早々と連泊とする。
旅館にもう一泊お願いすると、台風が来ているようだからネといって、昼の弁当がサービスされる。雨が降ったりやんだりの一日。
洗濯をしたり、丹念に自転車をみがいたり、テレビをみながら酒を飲んで過ごす。
テレビをみていると、これまで走ってきたところや、これから走るところに被害が出ているようで心が痛む。昨日走った女川や石巻では
船が欠航したり、道路が交通止になっているようだ。ここ岩沼市は弱い雨が降ったりやんだりで、テレビの報道の様な実感はない。
風呂に入ると旅館の息子と一緒になる。彼は、今中学3年、卓球で県大会にも出たスポーツマン。
自転車の人ですかと聞かれたので、インターネットでにほんの里100選をみるようにと言っておく。夕食でまた一緒になると、インターネットを見たよと言ってくる。
食事も家庭料理のようでとても美味しいし、楽しいひとときを過ごすことができた。


写真は竹駒神社。
にほんの里100 選ツーリング87

瀬峰―蕪栗沼―女川町―江島(えのしま)(宮城県女川町)

蕪栗沼について旅館の奥さんに尋ねると、蕪栗沼は渡り鳥のため、自然を保護するため、案内標識などがないめ、現地の近くで道をよく聞いてくださいと言われる。
瀬峰駅前から県道1号で蕪栗沼へ。現地で道を尋ねると、詳しく説明してくれたうえに、途中でクルマで追い越し、蕪栗沼入口でクルマを降りて待っていてくれる。
ここから行くと蕪栗沼と周辺の水田が全て見渡せると案内してくれる。曇空だが親切な人に出会い、心はすこぶる爽やかだ。
蕪栗沼はガン、カモなどの越冬地としての飛来数は全国でも最大級、オジロワシの越冬やオオタカの生息が確認されている。
平成17年にはラムサール条約湿地としても登録されているという。続いて県道30、33号、国道398号で女川町へ。
女川町では資料を送っていただいた総務課広報広聴係の鈴木さん、企画課調整係の土井さんから話を聞く。
土井さんの話では、江島の現在の人口は100人を割っている。漁業を支えにしている島だという。
さらに江島の民宿の予約をとってくれる。そして台風が接近しているので、欠航の恐れがある。
明日は午前の船便に乗らないと、波が静まるまで島にとどまることになるかも知れないと言われる。
江島に着くと、役場から連絡があったと民宿のご主人が出迎えてくれ、クルマに自転車や荷物を積み込み、島内を案内してくれる。
残念ながら天候が悪く展望はきかないが、天候さえよければ素晴らしい景観だと思う。民宿では、談話コーナーでテレビを見ていると、
仕事で島に来ているという気象庁の職員からお酒をすすめられ、雑談をしながら楽しいひとときを過ごす。

走行距離83、2km。
写真は蕪栗沼。
蕪栗沼周辺の湿地帯

やっと見つけた小さな蕪栗沼の標識

写真は港から見た江島

江島から見た風景

女川港から江島港へ渡る定期船。
荷物が重いので、自転車から全ての荷物をおろしてから
自転車を積み込む。

にほんの里100 選ツーリング86

水沢から国道4、342号で厳美へ。駒形根神社へ行くと運良くガイドの篠崎和美さんと出会う。
彼女の説明では、厳美町本寺地区の骨寺村の地形は鎌倉時代に描かれた絵図とほとんど変わらず、自然を巧みに利用して
築きあげてきた中世以来の田屋敷型散居集落の景観を今に残すものとして、高く評価されているという。
私が自転車でにほんの里100選を訪ねて全国を走っているというと、彼女も北海道を自転車で走りたいが、家族に猛反対されていて、私のことがうらやましいという。
彼女に勧められたコースを走ると、伝統的な農村の景観が維持され、山々に囲まれ、曲がりくねった水路や不整形な水田が広がり、民家が点在し、神社が奉られている。
穏やかな農村風景だ。
このあと国道342、4号、県道29号で蕪栗沼を目指が、蕪栗沼には泊まるところがないと言われたのと、明日は台風の影響で雨模様なので、
蕪栗沼に近い瀬峰駅前の旅館に泊まることにする。

走行距離99km。


写真は駒形根神社。

写真は厳美の農村風景。

にほんの里100 選ツーリング85

3日宮古―青の木キャンプ場(岩手県釜石市)

朝スタートしようとすると小雨が降り出す。しばらく様子をみる。8時30分雨がやんだので、昨日雨で行けなかった浄土ヶ浜へ。
続いて国道45号で釜石市へ。釜石市から県道45号で遠野市を目指したが、この道路はゆるやかだがずっと上り。20kmほど走ったところで16時を過ぎてしまった。
遠野市まではあと25km。峠もあるので、この時期明るいうちには着きそうもない。
峠の茶屋というところで地元の川崎さんという人に、このあたりに泊まるところはないかと尋ねると、あと1kmほどのところに青の木キャンプ場が
あるというので、ここに泊まることにする。このキャンプ場は地図にも載っていないのと、県道45号にある看板は青の人グリーンパークなので、川崎さんに
教えてもらわなければわからなかったと思う。地元の人に会えて幸運だった。


写真は浄土ヶ浜。

4日 青の木キャンプ場―上附馬牛(かみつきもうし)・大出(岩手県遠野市)―奧羽市水沢区(岩手県)

昨日に引き続き5kmの上り。やっと上りきって釜石市と遠野市の市境の笛吹峠へ。ここまでの25kmに、昨日と今日で3時間15分もかかってしまった。
ひどい上りで参った。この峠から遠野市までは全て下り。続いて県道160号で牛附馬牛、大出の入口あたりにある遠野ふるさと村へ。
ここの係員の話では、にほんの里100選に選ばれたのは、伝統行事や伝統野菜の栽培等が評価されたのだと思うということだが、私には早池峯山(はやちねさん)を
背景に広がるのどかな農村風景や、遠野遺産のほうが素晴らしい。遠野からは次の目的地一関を目指す。国道号340、283、107号、県道179、8号、国道4号で奧州市水沢区へ。
この道路のなかで県道179号は、道路の両側にスケールの大きい、手入れの行き届いた棚田が広がり素晴らしい。
水沢から一関までは20km以上ある。すでに100km近く走ったのと、昨日の上り坂の疲れもあるので水沢に泊まることにする。

走行距離95、65km。


上附馬牛の農村風景。

遠野遺産の火渡(ひわたし)の石碑群。
にほんの里100選ツーリング81で大間崎で会えなかったライダーのことですが、フェリーを降りる時、係員にバイクを倒され、
うちどころが悪く、アクセルが回らず、そのことで修理代を船会社が払う払わないでもめ、修理代を船会社が払うことになるまで2時間もかかってしまった。
そのため藤本さんとの約束がはたせず申し訳ない。というブログが載っていたというメールを知り合いから受けました。これで気掛かりだったことが解決し、ホッとしました。
にほんの里100 選ツーリング84

黒崎野営場―宮古(岩手県

黒崎から日の出を見ようと5時前から起きて待機したが、水平線に雲がかかって残念ながら見ることができなかった。
県道44号で切手の構図にもなっている北山崎へ。三陸で最高の景観だ。県道44号は三陸のリアス式海岸沿いに走るのだが、景観は素晴らしいが上り坂がきつい。
国道45号にでるがここもやはり坂がきつい。朝晴れていた空も13時頃から曇。天気予報は午後から雨。天気が心配になってくる。
案の定14時宮古に着くと小雨が降り出す。宮古から浄土ヶ浜は2kmほどのすぐ近くだが、行くのをやめて、時間は早いが宮古に泊まることにする。

走行距離66、92km。


写真は北山崎。
にほんの里100 選ツーリング83

久慈渓流鏡岩園地―山根六郷(岩手県久慈市)―黒崎野営場(岩手県普代村)

国道281号、県道7号で山根六郷へ。久慈市山根支所で支所長の和野さんから見所を尋ねる。
下戸鎖郷(しもとくさりごう)から清水川沿いに端神(はしがみ)郷の桂の水車へ行き、細野郷、下戸鎖郷のルートを勧められる。
次の目的地遠野市のルートを尋ねると、県道7号は坂がきついので、県道29号から国道45号で行ったほうがよいと言われる。
先ず桂の水車へ向かう。道のすぐ横を小川が流れ、両岸には広葉樹が枝を広げる牧歌的雰囲気のところだ。
桂の水車では女性が水車で米をついて、粉にしている。水車の利用方法がよくわかる。
ここをあとに下戸鎖郷まで走ってみたが、茅ぶき屋根の民家は何軒か残っているが、山根六郷の人口も激減して今では400人。
ほとんどが空き家となっていたんでいる。残念なことだ。山根六郷からは和野さんからすすめられたルートで県道29号、三陸のリアス式海岸沿いの国道45号、
県道44号で黒崎野営場へ。黒崎海岸の景観が素晴らしい。

走行距離83、58km。


桂の水車。

桂の水車の内部。

板壁の建物

茅ぶき屋根の民家
黒崎野営場近くの海岸
にほんの里100 選ツーリング82

28日 福浦港―青森港―酸ヶ湯

福浦港から高速船で青森港へ。乗客は私一人。途中、脇野沢から一人乗り込み二人。余計なことかも知れないがこれで経営が成り立つのだろうか?
青森からは国道103号で十和田湖のキャンプ場を目指したが、酸ヶ湯まで16kmのところで雨が降ってくる。
途中にあったユースホステルに泊まろうか迷ったが、たいした雨ではないので、とりあえず酸ヶ湯を目指す。雨のなかを我慢の上りだ。
菅野高原からは天候が悪いなか、運良く八甲田山が雲の合間から姿を見せる。ここからさらに上り酸ヶ湯温泉へ。
雨が小降りなので十和田湖まで走ろうかとも思ったが、温泉の魅力でここに泊まることにする。とてもいい湯だ。
着いたときと食事の前に入ったが、どういうわけか疲れがでてしまった。温泉の影響なのだろうか?

走行距離30、4km。


写真は菅野高原から見た八甲田山。

29日 酸ヶ湯―奥入瀬―十和田湖―迷ヶ平―田子(たっこ)町(青森県)

酸ヶ湯は濃い霧。霧が晴れるのを待つがいっこうに晴れない。待ちきれず霧の中を9時スタート。国道103号で傘松峠まで上り、睡蓮湖まで下る。
ここからは八甲田山が見えるはずなのに濃い霧でなにも見えない。残念!ここを下り始めるとすぐ霧が晴れる。高いところだけ霧がかかっていたようだ。奥入瀬では晴れ。
十和田湖では青森りんご流通センターに立ち寄り、自宅にりんごを送る。ここで道を尋ねると、国道454号から県道21号のルートがいいと勧められる。
454号の上り6kmを越えるとあとは下り。いい道を教えてくれた。田子町では先ず商工観光課へ行く。
にほんの里100選については山崎議会事務局長が詳しいと議会事務局へ案内してくれる。山崎さんの説明では、新田集落は人口120人、40戸。
新田集落のシンボルとなっているのが江戸時代に造られたと伝えられる水車。この水車を使った取組みのひとつとして「蕎麦まつり」がある。このイベ
ントは子供から高齢者まで、世代を越えた取組みで、お互い支えあっていくという集落の機能回復などに大きく貢献し、住民一丸となった集落のあるべき姿だと思っている。今や「水車が回れば、集落も回る」理念のもと、みじかにある自然と文化を宝に、故郷への愛着を守り伝えて行くという。山崎さんの住まいは新田。明日新田に行くならと、畠山新田自治会長に電話を入れ、説明をお願いしてくれる。さらに旅館にも電話を入れ、宿泊を頼んでくれる。感謝!

走行距離75、94km。

30日 田子(青森県田子町)―新田(田子町)―久慈渓流鏡岩園地(岩手県久慈市)


山川旅館をスタートしようとすると、奥さんが素泊にも関わらず弁当を手渡してくれる。なによりのサービスで嬉しい。国道104号で昨日山崎さんから話を聞いている新田の集落へ。新田までは1時間。水車の前で新田自治会長の畠山さんが出迎えてくれる。水車を回してくれたり、水車小屋の中を見せてくれる。蕎麦まつりのときは、人口120人の集落に1000人近くの人が着てくれ、町おこしになっているという。集落全体の写真を撮りたいというと、春日神社からは集落全体が見渡せると言い、クルマで案内してくれる。新田をあとに県道32号、県道24号、県道22号、国道385号、県道42号、国道281号で久慈市へ。久慈渓流鏡岩園地でキャンプ。

走行距離101、14km。


新田の集落。

十和田湖と八甲田山。
携帯の写真では八甲田山が見えないようだ。

睡蓮沼の紅葉。
ここからは八甲田山が見えるはずなのに、
濃い霧でなにも見えない。
新田の水車。
奥入瀬。

にほんの里100 選ツーリング81

函館港―大間港―大間崎―福浦(青森県佐井村)

函館港からフェリーで大間港へ。船内で昨日函館のライダーハウスに一緒に泊まった埼玉のライダーと、大間崎へ生マグロを食べに行くことになった。
ところがフェリーをおりるとき、係員が彼のオートバイを倒してしまった。サイドミラーが壊れたようだ。大間崎で待ったが彼は来ない。はなしがすぐつかなかったのだろうか。
ひとりで生マグロを食べて福浦に向かう。福浦までの国道338号は、アップダウンの多いタフな道路だ。
福浦では途中の津軽海峡文化館アルサスの観光案内所で紹介された福寿旅館へ。
旅館のご主人に福浦のことを尋ねると、歌舞伎は明治時代に上方の役者によって伝承され、110年余りの歴史をもつ青森県の無形文化財で、2月と4月に上演される。
今は歌舞伎の役者が9月から出稼ぎに行っていて上演できない。2月に出稼ぎから帰って雇用保険を受け、上演するという。
歌舞伎の館に行って見ると、この地区で一番豪華な建物。ほとんど使われていないのがもったいない。
次に定置網の修理をしていた田中さんから話を聞く。彼は旅館を経営しながら漁をやっている。ウニ、タコ、昆布。今の時期は鮭をとっている。
漁師が本業で旅館は副業だという。福浦は山が迫る港のある落ち着いた集落だ。

走行距離50、19km。

大間崎。 定置網の修理をしているところ。 歌舞伎の館

福浦港
にほんの里100 選ツーリング80

19日厚岸町―釧路市―浦幌町直別(ちょくべつ)

朝カラスのうるさい鳴き声で5時に目が覚める。テントからでると濃い霧だ。ラジオで天気予報を聞くと、釧路地方に濃霧注意報がでている。
この霧では走る気がしない。なかなか晴れそうにないが、霧が晴れるのを待ってスタートすることにする。
以外にも午前8時になると霧が薄れてくる。8時30分スタート。道道123号から9時に国道44号へでると青空となって陽がさしてくる。
釧路から国道38号で太平洋岸を走って浦幌町直別へ。日没となったのでこの町のライダーハウスに泊まる。

走行距離109、1km。

20日 浦幌町―広尾町

広尾町のキャンプ場で泊まる予定でスタート。道道1038号は太平洋の海沿いぎりぎりに走る。続いて国道336号へ。
日高の山々を見ながら走り広尾町へ。ここまでで100km近く走ったので、町営のキャンプ場シーサイドパーク広尾で予定どおりキャンプ。明朝の日の出に期待。

21日 広尾町―襟裳岬―浦河町日高幌別

キャンプ場からの日の出が素晴らしい。今回の後半のツーリングではじめて日の出だ。
もっとも日本海側を北上し、北海道で海岸線に泊まったのは今日がはじめてのことだった。
広尾町から道道34号を襟裳岬にむかっていると、大阪から北海道一周中の米沢さんに後ろから声をかけられる。
彼と会うのは知床峠、直別のライダーハウス、そして今回と3回目。一緒に襟裳岬まで走る。私はここで昼食。彼は先を目指す。
またどこかで会うかも知れない。こういう出会いがとても楽しい。襟裳岬では「なにもない春ですー」と自然にくちずさむ。
襟裳岬から国道336号にでるまでの道道34号の12kmは頻繁にアップダウンを繰り返し、平坦なところがない。
国道336号で日高幌別駅近くまでくるとライダーハウスがある。走行距離も100km近くなっているのと、無料なのでここに泊まることにする。

走行距離98、55km。

22日 浦河町―日高町富川

どんよりとした曇り空。天気予報の降水確率は、午前20%、午後60%。走ろうか連泊しようか迷う。雨対策をしっかりとって走ることにする。
やっぱり生来の貧乏性なのだろう。泊まってじっとしているよりも走っているほうがいい。今日も国道235号で太平洋岸沿いを走る。
雨が降ってくればすぐ泊まるつもりだ。ところが予報に反し時間の経過とともに空が明るくなってくる。午後になると薄日がさしてくる。
道路も平坦なので苫小牧までと思ったが、100数十kmとなってしまうので、走りはじめてから約90kmの日高町富川のライダーハウスに泊まることにする。
時間はまだ午後2時。入念に自転車の整備。いつもはウエスで汚れを落としオイルをくれる程度なのに、今日はチェーンは歯ブラシで汚れを落としオイルをくれる。
明日の走りが楽しみだ。

走行距離87、67km。

23日 日高町―白老町竹浦

良く晴れて青空が広がっている。とても暖かい気持ちの良い朝だ。登別の手前の虎杖浜(こじょうはま)温泉のライダーハウスを目指す。
国道235号から道道259号に入ると樽前山が間近に見えてくる。もう一度支笏湖へ行ってみようかと迷う。また寄り道をするときりがない。
先を目指す。国道36号に入ると左に太平洋、右に樽前山を見ながら快走。虎杖浜温泉のライダーハウスへ。ここは天然温泉いつでも入れる。最高!

走行距離87、33km。

24日 白老町

小雨が降っている。天気予報は午前、午後とも降水確率50%。温泉へいつでも入れるので早々と連泊とする。後半のツーリングではじめての連泊。
午前中小雨が降ったりやんだり。午後から薄日がさすが、夕方からは濃い霧、クルマはライトをつけて走っている。天気の変化が激しい。
昨日も今日も泊り客は私ひとり、リラックスして温泉に入ったり、酒を飲んだり、テレビを見てのんびり一日を過す。

25日 白老町―長万部町中之沢
晴れて気持のよい朝だ。ところがスタートしてまもなく国道36号で登別町へ入ると濃い霧。なにも見えない。
そんななか室蘭に着き、国道37号に入ると霧が晴れてきれいな青空が広がる。洞爺湖町を過ぎ、豊浦町に入ると、後ろから声をかけられる。
標津で会った東京の大学2年生、彼は標津から野沙布岬をへてここまで走ってきたという。今日は長万部の公園でテントを張るといい、あっという間に見えなくなる。
私とはスピードが違うようだ。緩やかだが長い礼文華峠をのぼり、ここを下って長万部町中之沢のライダーハウスへ。
ここは北海道2日目に泊まったところ。前回はトウキビ、今回はかじか汁のサービス。とても美味しい。

走行距離119、9km。

26日 長万部町―函館市
長万部町から国道5号、道道96号、国道278、279号で函館市へ。9月7日北海道入りして、黒松内町、浜中町の二ヶ所の里を訪ねるのに、寄り道、回り道をしてとうとう3週間も北海道に滞在することになってしまった。明日は函館港から大間へフェリーで渡り、青森県佐井村福浦へ行きます。

走行距離105km。


シーサイドパーク広尾キャンプ場の日ノ出

襟裳岬

芫ン裳岬の私
にほんの里100 選ツーリング79

15日 弟子屈町摩周―摩周湖―斜里

摩周湖ユースホステルから道道52号を摩周湖まで6kmを1時間10もかけて摩周湖第1展望台へ。
展望台からは曇り空だけれど摩周湖と斜里岳、反対側には雌阿寒岳、雄阿寒岳が見える。特に。摩周湖の展望が素晴らしい。
引き込まれそうな感じだ。続いて第3展望台へ。雰囲気が違う。第1展望台からよりもしずかな感じだ。摩周湖から下って斜里町へ。
時間はまだ2時前、ウトロまで走ろうか迷ったが、斜里のライダーハウスには温泉があるので、ここでのんびり過すことにする。

走行距離82、13km。


写真は摩周湖と斜里岳。

16日 斜里町―ウトロ―知床五湖―知床峠―羅臼

昨夜からの雨はすっかりあがってよく晴れている。国道334号をオホーツク海沿いに塩風を浴びながら快走。
ウトロから県道93号で知床五湖へ。途中で知床半島が見える。知床五湖では二湖の景観が素晴らしい。残念ながら羅臼岳は頂上付近は雲をかぶっている。
続いて知床峠を目指す。五湖から国道334号へ。ここから知床峠まで10kmの上りが続く。がまんの走りだ。
国道からは羅臼岳が全容をあらわしている。ところが知床峠に着くと霧が発生。
しばらく霧の晴れるのを待つと一瞬霧の晴れ間から羅臼岳は見えたが、国後島は残念ながら見ることができない。
あきらめて羅臼を目指して走りだすと雨が降り出す。峠をはさんでウトロ側と羅臼側では天候が違うようだ。
下る途中無料の温泉熊の湯に寄って露天風呂に入ることを楽しみにしていたが素通りし、羅臼のライダーハウスに泊まることに。

17日 羅臼―標津―本別海―別海

朝から快晴。国道335号で羅臼の町中にでると、戦後ロシア領となってしまった国後島が手の届きそうなほど間近に見える。返せ!北方領土。
朝頂上付近に雲がかかっていた知床の山々も、11時頃から雲が切れ美しい姿を見せる。
風蓮湖あたりで泊まろうと標津からも国道244号の海岸線を走って本別海まできたところで、風蓮湖に泊まるところがあるか尋ねると、どうも泊まるところが無さそうだ。
遠回りとなってしまったがルートを変更して別海へ。この町には隣に温泉のある町営の別海ふれあいキャンプ場があるので、ここに泊まることにする。

走行距離109km。

18日 別海町―浜中町―厚岸(あっけし)町

曇り空のなかを雨の心配をしながら、浜中町へ向けスタート。道道123号はアップダウンを頻繁に繰り返す。
心配した天気も浜中町の海岸線にでると青空が広がり、少し陽がさしてくる。浜中町では先ず役場を訪ね、まちづくり課長の瓜田さんから説明を受ける。
瓜田さんの話では、浜中町がにほんの里100選に選ばれたのは、環境問題への取組みで、ひとつはノーレジ袋運動。
町と商業者と協議を重ね、レジ袋を有料にした。有料といっても袋代を払っていただくのではなく、環境のため寄付をしていただくシステムだという。
ふたつめは、霧多布湿原の保全への取組みで、民有地を買取り、公共の財産として保全を図ることが必要と考え、npo法人霧多布湿原トラストを2000年1月に設立、
全国に呼び掛け民有地を買取るナショナルトラスト運動をはじめたという。説明を聞いたあと商店で買い物をしようと立ち寄ると、
レジ袋削減宣言ののぼり旗がたっており、レジには寄付金を入れる箱が置かれていた。次に霧多布湿原センターへ。
ここでは湿原の仕組みを解説する展示等が行われている。続いて琵琶瀬展望台へ。
展望台からの眺望は360度のパノラマ。眼下に広がる湿原と美しい川の蛇行、緩やかなカーブを描いて延びる海岸線の向こうに広がる太平洋のコントラストが鮮やかだ。
霧多布のあとはやはり頻繁にアップダウンを繰り返す道道123号で厚岸町へ。ここでは名前につられ、愛冠(あいかっぷ)野営場に泊まることに。

走行距離92、09km。



斜里町から見た斜里岳。

知床五湖から見た知床の山々
羅臼岳
国後島。肉眼では間近に見えるが
携帯の写真では望遠がきかないのでよくわからない。

商店に掲げられたレジ袋削減宣言ののぼり旗

琵琶瀬展望台から見た霧多布湿原。
次の目的地青森県佐井村への予定ルートは、厚岸町から太平洋岸沿いに襟裳岬経由で函館へ。
函館からフェリーで大間へ。大間から佐井村です。
佐井村までは数日かかると思います。
にほんの里100 選ツーリング78

10日 洞爺湖―支笏湖
国道453号、276号を走って支笏湖へ。美笛峠からの支笏湖周辺の景観が素晴らしい。携帯の写真では表現できないのが残念。
支笏湖ではモーラップのライダーハウスに泊まる。このライダーハウスは湖畔にあり樽前山や湖の景観が素晴らしい。
コインシャワー、コインランドリーがあり、さらにコーヒー、お茶、焼酎が無料で飲める。最高!

走行距離68、09km。



11日 支笏湖―平取町振内(びらとりちょうふりないふりない)
今朝はよく晴れて、支笏湖と樽前山の景観が素晴らしい。支笏湖から苫小牧まで下り基調の国道276号を快走。
苫小牧から富川まで平坦な国道235号を、富川から平取町振内までは多少のアップダウンはあるものの、ほぼ平坦な国道237号を走る。
平取町では旧富内線の車輛を改装した町営のライダーハウスに泊まる。

走行距離116、19km。



写真は支笏湖と恵庭岳

12日 平取町―日高峠―占冠(しむかっぷ)村―トマム―南富良野町落合―狩勝峠―新得町
平取町から国道237号を日高峠まで上り占冠へ。さらに占冠から道道136号をトマムまで上る。
トマムから落合までの道道1117号は今日はじめての下り基調の道、11kmをトップギアで一気に下って上りのストレスを解消。
落合から狩勝峠まではまた上り、がまんの走りだ。狩勝峠からは十勝平野が一望できる。午後4時、夕方なので少し霞んで見える。
それでも素晴らしい景観だ。狩勝峠からは10kmのダウンヒル、ただハント゛ルを握っているだけ。さらに10km走って新得駅前の町営の無料のライダーハウスへ。
周りには温泉、スーパー等があって便利なところだ。

走行距離102、23km。




写真は狩勝峠からの十勝平野。


13日 新得町―鹿追町―士幌町―上士幌町―足寄町
朝昨夜からの雨が残っている。今日は連泊と思ってのんびりしていると、7時に雨がやんだ。今まで見えなかった山が、雲が切れて見えてきたので、空のなかを8時スタート。
県道75号で鹿追へ。牧場や農場が広がる広大な十勝平野のなかに、定規で線を引いたような県道771号の直線道路がアップダウンを繰り返しながら30kmほど続く。
この道路沿いにはポツンポツンと民家があるだけで商店やドライブインは全くない。
士幌町に入るとようやく町らしいところが現れたので、ここで昼食。足寄町に着くと走行距離90km。
阿寒湖まではあと55kmもあるのでこの町のライダーハウスに泊まることにする。1階が食堂、2階がライダーハウス。
1階の食堂で食事をすると宿泊料は無料。ビールとジンギスカンで食事をし、無料で泊まることに。


14日 足寄町―阿寒湖―双湖台―弟子屈町摩周
午前7時濃い霧が立ち込めているなか、阿寒湖を目指し国道241号を走りだす。クルマはライトをつけて走っている。それほど濃い霧だ。
午前9時霧が晴れると雲ひとつない日本晴だ。だが道は上り基調でなかなか距離がのびない。
足寄峠までの45kmに4時間30分もかかってしまった。朝早くスタートして正解だった。足寄峠から阿寒湖までの10kmは下り。
20分で駆け降りる。まだ正午。食事をしたり写真を撮って弟子屈町を目指すことにする。
正午を過ぎると雲が出てきた。阿寒湖から双湖台までの12kmはまたしても上り、上り切った展望台からはペンケトー、パンケトーという2つの湖が見える。
手前のペンケトーは北海道の形に見える。双湖台から25kmを気持良く下って弟子屈町へ。
キャンプ場もあったが、観光案内書に素泊2000円の民宿があったので行ってみるともう営業していない。隣にユースホステルがあったので訪ねてみると泊まれるという。
なんと宿泊客は私のほかに女性がひとり。このため部屋も風呂も貸し切り状態だ。ユースホステルでは、明日は浜中町を目指すというと、摩周湖までは上りだがここから6km。
ぜひ行ってみるようにとすすめられ、予定を変更して行ってみることにする。過日ご連絡した予定ルートも大分変更してここまで走りましたが、また変更です。

今後の予定ルートは次のとおりです。摩周湖―斜里―ウトロ―羅臼―標津―厚床―浜中町

走行距離108、36km。


写真は阿寒湖と雄阿寒岳


写真は双湖台からみたペンケトーとパンケトー。
携帯の写真ではパンケトーはよく分からない。でもペンケトーは私だけかもしれないが北海道の形に見える。

にほんの里100 選ツーリング77

7日 八森―青森港―函館港八森から日本海を見ながら国道101号を北上、鯵ヶ沢から内陸部に入り、国道7号と交わったところから国道7号で青森港へ。
青森で泊まろうか迷ったが、はやく北海道へ渡りたいと思い、18時のフェリーで函館へ。ところが函館へ入港すると雨、時間も午後10時。
夜間、雨のなかを走るのは危険だと思い、フェリーターミナルの待合室で一夜を過すことにする。
待合室のテレビを見ていると、天気予報をやっている。明日は今降っている雨が9時ごろまで残り、その後曇、15時ごろから晴という。明日は雨がやみ次第走ろう。

走行距離146、36km。

8日 函館港―長万部町中之沢
5時に目が覚め、外を見ると天気予報どおり雨。雨がやみ次第走ろうと思っていると6時30分雨がやむ。持っていたパンと自動販売機でコーヒーを買って朝食。
7時黒松内町を目指し、北海道ツーリングのスタート。国道228号、道道96号から国道5号へ。国道5号を走って大沼トンネルを抜けると天気予報が良い方向に外れて晴。
駒ヶ岳と大沼の景観が素晴らしい。長万部町に入るとライダーハウスの看板が目に入る。
黒松内町のキャンプ場に泊まる予定だったが、今日はすでに100km以上走っているのでここに泊まることにする。

走行距離110、39km。

9日 長万部町―黒松内町―洞爺湖
国道5号で黒松内町へ。黒松内町では先ず役場へ行く。企画調整課津谷主査が資料をもとに説明してくれる。
津谷主査の説明では、歌才ぶな林は北限のぶな林で、黒松内町のシンボルとなっている国の天然記念物。
二度の伐採計画が持ち上がったが、学術的に評価する学者と地元住民の反対で伐採からまぬがれ今日に至っている。
黒松内町オリジナルのこだわりの食として、ハム、ソーセージ、チーズ等を特産物手作り加工センター「トワ・ウ゛ェール」で製造販売している。
離れたところにある交流施設をフットパスコースでつないで、四季おりおりに変化する自然や農村景観等を眺めながら歩き、こだわりのの食材を味わい、
町の人たちと触れあうことができる。これらの説明を受けたあと、フットパスコースにあるトワ・ウ゛ールへ行ってみる。
ゆるやかな丘の上に広がる広々とした牧草地に囲まれ、牧歌的な雰囲気だ。続いて歌才ぶな林へ。
人の手が入ったことのない原生林が広がり、幹がスラリと伸び、枝葉が上に広がっている。写真を撮るが、私の撮影センスでは木は撮れても林は表現できない。
黒松内町からはほとんどクルマに出会うことのない道道266号を快走。国道37号へ出て洞爺湖へ。
洞爺湖からは羊蹄山が見ることができるて期待したが、中腹から上は雲がかかっている。今日の宿泊は旅館の大部屋を利用したライダーズルーム。

走行距離91、59km。


写真は駒ヶ岳と大沼

写真はトワ・ウ゛ェール

写真は歌才ぶな林入口

にほんの里100 選ツーリング76

阿仁根子―御所の台キャンプ場(秋田県八峰町八森)今日も昨日につづき晴。それでも湿度が低いのだろうか清々しい感じだ。
国道105、県道725、国道7、県道63、64、国道101号を走って八森へ。どの道路も交通量が極端に少ない。天気もよく快走。
八森では先ず漁港へ。ちょうど観光市が開かれ魚介類の安売が行われている。よっぽど刺身でも買おうかと思ったが、
まだこの時点では泊まるところも決まっていなかったので生物は自重する。日本海が一望できるという八森いさりび温泉「はたはた館」へ行ってみる。
隣は地元産の新鮮な魚介類や野菜等が揃っている産直施設「ぶりこ」、その隣が前方は日本海、後方は白神山地と景観に恵まれた御所の台キャンプ場。
キャンプ場の泊客は私だけ。休憩所に泊まってよいといわれる。ハタハタ館で温泉に入り、ぶりこでハタハタの天ぷらや酒を買って、飲みながら夕日の沈むのを待つ。
今回のツーリングで日本海側を走るのは最後になるし、天気もよいので夕日が沈むのを見られと期待して待つ。
残念ながらきれいに地平線に沈む場面は見られなかった。今回のツーリングで日本海側を走っても、きれいに夕日が沈む場面は一度も見ることができなかった。
地元の写真の好きな人の話によると、中国の大気汚染によるのではないか。きれいに夕日が沈むのを見られるのは年に数回だという。

走行距離94、97km。


写真は八森漁港からの景観。

写真はキャンプ場からの夕日。

にほんの里100 選ツーリング75

4日 曲川木の根坂―美郷町(秋田県)雁の里山本公園走りだして1時間もたたないうちに雷を伴った雨が降りだす。稲光が恐い。何もない畑のなかの県道では自分が雷の標的になっているようだ。民家があったので、そこの車庫で雨宿りをさせていただく。1時間半ほどでようやく雨がやんだので再スタート。少し肌寒い。次の目的地北秋田市までは1日で走れる距離ではない。とりあえず国道13号を北上。秋田県に入ってから、午後3時ごろから晴れてくる。晴れてくると今の時期でもやっぱり暑い。横手市に入ったところで午後4時30分。もう少し走ると美郷町にキャンプ場がある。隣は温泉。頑張って走ってこのキャンプ場に泊まることにする。今夜は月も星もでている。明日の天気はよさそうだと思って寝たところ、深夜になって雷の音で目が覚める。1時間ほどでやんだがまたあめだ。
走行距離106、13km。 5日 美郷町―阿仁根子(秋田県北秋田市)
今日は久しぶりに朝から快晴。気持よく美郷町から国道13号、105号を走って阿仁根子へ。今日は根子の集落に泊めていただくことにする。根子で集落を歩いていると地元の人に出会う。村田忠明さんといい、自転車で東京から来たというと集落を案内してくれる。はじめに伝統行事で能楽の一種「根子番楽」とマタギの資料が展示されている児童館へ。根子番楽は平家一族により伝えられたといい、歌詞の内容や舞の形式が優れているという。又、根子はマタギの発祥の地と言われ、昔はマタギで生計をたてていたが、現在は他の仕事と兼ねているという。阿仁の森ぶなホテルオーナーの山田博康さんからは番楽や根子のビューボイントを教えていただく。

走行距離95、88km。


写真は根子の集落。
写真は根子番楽が演じられる根子神社
写真は根子番楽の資料

にほんの里100 選ツーリング74

白鷹町―曲川木の根坂(山形県鮭川村
朝起きると曇り空で少し肌い。県道17号から国道287号、347号、13号、458号を走り鮭川村役場へ。
産業振興課林政商工係主任津藤さんから説明を受ける。木の根坂の集落の戸数は11戸、そのうち10戸が井上姓。人口は男27人、女24人、計51人。
鮭川村では隣近所の付き合いは濃いと思うが、特に木の根坂では、作業を助けあう「ゆい」の結束が固い。
また平成19年3月に閉校となった分校を活用した地域活性化事業を模索し、手打ちそばと宿泊ができる施設「みやまの里木の根坂」を開設したという。
この施設にはぜひ宿泊したいと予約電話をいれ宿泊することにする。役場から自転車で1時間。文字どおりみやまにある。
宿の前で集落の人に出会う。井上邦昭さんという。井上さんの話では、都会では近所付き合いもあまりないと聞くが、ここでは「ゆい」の結束が固く、
なにかあれば自分の仕事が忙しくても、そちらを優先して手伝うことにしているという。宿泊施設では、校庭だったところにはまだ遊具が残されている。
施設内にも職員室等の表示や室内には黒板が残されていたりする。宿では今日は宴会が入っているといい、数人の女性が手伝にきているようだ。
正に「ゆい」の結束の固いことが実証されている。女性たちもみんな井上姓だといい、姓ではなく名で呼びあっている。和やかな雰囲気だ。
夕食にだされた手打ちそばと名前がわからないがきのこが美味しい。携帯電話が使えない。聞いてみるとこの地区はダメだよという。
サイクル旅日記は明日少し走って休憩したときにでも送ります。

走行距離118.19km。


写真は閉校した分校の宿泊施設「みやまの里木の根坂」

写真は遊具等が残されている校庭だったところ

写真は元職員室、現在は浴室
にほんの里100 選ツーリング73

30日姫崎キャンプ場―両津港―新潟港―阿賀野市(新潟県)昨夜は星がきれいだったので、日の出を見ようと期待して、4時30分に起きたが、残念ながら曇り。
両津港からフェリーで新潟港に渡り、昼食後、山形県小国町を目指し午後から走りだす。
午後4時国道290号沿の阿賀野市畑江のコンビニで食料を買い、この近くにキャンプ場はないかと尋ねると、隣に民宿があり、安いようですよといわれる。
食料を買ってしまったので、民宿では素泊まりの宿泊料を尋ねると、エアコン、テレビ、浴衣ありでなんと2500円、迷わず泊まることにする。

31日 阿賀野市―小国町(山形県)国道290号から国道号113号で阿賀野市から小国町へ。
国道号113号へ入ると向かい風が強くなり、特に道の駅関川付近ではハンドルを取られれるような強い向かい風となる。平坦な道でも坂道を上っているようだ。
小国町まで15kmぐらいのところで今度は雨が降りだす。今回のツーリングで走行中雨に降られるのは初めてだ。
付近に雨宿りするところもない。トンネルがあったので、そこで装備を雨仕様に整え、レインウエアを着て走ることにする。
小国町役場では商工観光室長の舟山さんと観光協会の齊藤さんから説明を受ける。今日は雨が降っているので、説明を受けた地区には明日行くことにし、宿を紹介していただく。
帰りに企画総務課を訪ね、資料を送っていただいた今さんにお礼のご挨拶をして宿に行く。
小国駅前の宿について、濡れたものを干し、自転車をみがいていると雨がやんだ。明日は天気は回復しそうだ。

9月1日 小国町で連泊昨日の夕方雨がやんだのに、
朝から霧雨が降ったりやんだりしている。9時30分薄日がさしてきたので、小国町の小玉川目指してスタートすると、3kmほど走ったところ雨が降りはじめる。
宿に戻って連泊とする。昼頃また薄日がさしてきたが、今日は今回のツーリングで初めての休養日とする。
走行距離9、8km。

2日 小国駅前―小玉川(小国町)―樽口峠(小国町)―ふるさと森林公園キャンプ場(山形県白鷹町)
今日は昨日休養したので足が軽い。小玉川地区への途中、マタギの郷交流館に立ち寄ると残念なことに臨時休館日、外には熊供養碑が建っている。
マタギの安全を願って建てられたのだろうか。小玉川の集落には、マタギの里小玉川という看板が建てられている。
生活のなかにマタギの文化が残っているのかもしれないが、集落のなかを歩いてみたがそのような雰囲気は感じられない。
また集落では人に出会うこともなく、写真を撮っただけになってしまった。今日は休養十分なので、樽口峠へ上ってみる。
峠からは壮大な飯豊連峰を間近にみることができた。小玉川からは国道113号、国道287号を走って白鷹町ふるさと森林公園キャンプ場へ。
このキャンプ場の隣には温泉があり、そこで食事もできるのでキャンプ場では寝るだけ。いいキャンプ場だ。

走行距離98、3km。


写真はマタギの郷交流館にあった熊供養碑

写真は小玉川の集落にあったマタギの里の看板

写真は小玉川の集落

写真は飯豊連峰

にほんの里100 選ツーリング72

28日 金山町―会津坂下(ばんげ)―新潟市金山町から新潟市へはいくつかのルートがあるが、遠回りになるが自転車で走るには楽ですと
役場ですすめられたルートを走ることにする。金山町から国道252号で会津坂下、会津坂下から国道49号で新潟市へのルートだ。
金山町から会津坂下までは頻繁にアップダウンを繰り返す、それでも風もなく、写真のように川面に映る山並が美しい。
会津坂下から国道49号に入るといきなり4kmの上り、あとは福島と新潟の県境で5kmの上りで、他は多少のアップダウンはあるものの厳しい上りはない。
阿賀野市津川から安田までは阿賀野川に沿って走る快適ルート。安田から新潟市までの40kmは平坦なルート。
そのためかあまり疲れも感じず130km以上も走ってしまった。新潟市では新潟駅の観光案内所で駅近くのビジネスホテルを紹介していただき泊まることに。
走行距離131、97km。



写真は昨日とほぼ同じ金山町。


29日 新潟駅―新潟港―両津港―片野尾、月布施、野浦(佐渡市)
新潟港からフェリーおけさ号で両津港へ。港の食堂で昼食。片野尾、月布施、野浦に食料品が買える店があるか尋ねると、
そこには何もないので、ここ両津の商店街で買っていったほうがよいと言われ、酒屋と食料品店で買い物をしてからスタート。
両津から海岸沿を塩風を浴びながら片野尾まで快走。片野尾では農作業中のご夫婦に話かけてみる。
後藤さんといい、米、野菜、椎茸の栽培、ワカメの養殖、サザエ採りをおこなっているという。
例によってどこから来たのと聞かれ、東京の立川市からというと、立川知ってるョ、息子が昭島市宮沢町に住んでいる。
息子のところに行ったとき、立川駅からタクシーに乗ったという。昭島市は立川市の隣の市。
このあたりには棚田があるというが見当たらない、どこにあるのと尋ねると、それでは案内するといって軽トラックで案内してくれる。
棚田は海の背後の山の上にある。こんな険しい山の上によく作ったと思うような場所だ。
高台から見た海に迫る棚田の景観が素晴らしい。続いて月布施、野浦に行き、来た道を戻ってくると、月布施でにほ
んの里100選ガイドブックに載っている村上さんに出会う。以前東京から来た人が写真を撮っていったという。
話の様子では多分にほんの里100選の関係者のようだ。貴方はどんな役割の人と尋ねられるたので、
にほんの里100選に選ばれた所を自転車で走って、リポートを送っていますと答えると、少し休んでゆけといってスイカを出してくれる。
さらに帰りぎわに、今畑で採ってきたというトマト、きゅうり、茄子を持たせてくれる。
野菜をいただいたりしたことよりも、その気持がとても嬉しい。姫崎キャンプ場に着いて管理人に連絡すると、
すぐ来てくれ、今日の泊は一人だけ、テントではなく休憩所に泊まればと言われ、休憩所に泊まらせていただく。
休憩所には洗面所、トイレがついている。今日はいろいろな人に出会い、そして暖かい心づかいに、佐渡を訪ねて良かったと思う一日となった。

走行距離36、28km

写真は片野尾の棚田

写真は月布施の集落

写真は野浦の畑

写真はキャンプ場の隣の姫崎灯台

にほんの里100 選ツーリング71

魚沼市広神から金山町中川は国道号252号の一本道。越後と会津を結ぶ六十里越という峠越のルートだ。
走りはじめは頻繁にアップダウンを繰り返しながら上り。県境手前10kmは上り一方だ。
広神から福島県に至る40kmに4時間30分もかかってしまった。福島県に入るといきなり7kmのダウンヒル、その後も金山町までほぼ平坦でホッとする。
金山町では先ず役場に行き、地域振興課農産観光係主査の肥田野さんから説明を受ける。
にほんの里100選に選ばれた中川地区は、奥会津を代表する里で、只見川のゆったりした流れに沿って水田と集落が立地しているという。
地図で説明を受けた場所へ行ってみる。山並が只見川に迫り、里と水田の緑が調和して素晴らしい。奥会津を代表する里の景観だ。

走行距離98、91km


写真は金山町の景観

写真は金山町中川地区の景観

写真は泊まった民宿から見た只見川と会津川口駅

にほんの里100 選ツーリング70

朝キャンプ場から雲海が見える。とても幻想的だ。高知から来たキャンパーと話をしていて、うっかりしてデジカメで写真を撮ったが携帯で撮り忘れてしまった。
すいません。管理人からは、星峠の棚田はnhkの大河ドラマ天地人でも放映されているので見ていったほうがよいとすすめられる。
昨日も松之山支所ですすめられたので行ってみることにする。キョンプ場からは上り基調の道で1時間15分もかかる。
それでも来て良かったと思う。今回のにほんの里100選で見た棚田では最もスケールが大きく、景観も最も素晴らしい。
松之山、松代には耕して天に至ると形容される美しい棚田がいたる所にある。
この地域では、豪雪がもたらす雪溶け水をブナ林に貯え棚田を潤し、おいしい米を育てるという。
さらに多種多様な生き物を育てる機能、水を貯えて洪水を防ぐ機能、地滑りや土壌侵食を防ぐ機能など様々な機能をもっているという。
このような貴重な財産がいつまでも守られることを願うものだ。十日町からは六日町、小出を経て、国道252号に入ったところ
で午後4時。広神(新潟県魚沼市)というところだ。宿泊場所を探すため魚沼市役所広神支所を訪ねる。
テントをもっているのならば、近くに渓流公園があると紹介されたので、この公園でキャンプをすることにする。
ゴミひとつかなく、炊事場もトイレもきれいな素晴らしい公園だ。

走行距離87、15km。

写真は松代の星峠の棚田

にほんの里100 選ツーリング69

23日 ひするまキャンプ場―群馬県草津温泉 キャンプ場から国道17号へ出る。国道に取り付けられた温度計は19度をさしている。涼しい。
こんな気温だと走りやすいのだが。沼田市から国道145号日本ロマンチック街道へ。高山村までの12kmは上り。
それでも曇りで涼しいのでなんとか1時間15分で上りきる。長野原で昼食。食堂で草津までの道路状況を尋ねると、
厳しい上りで、暑いから気を付けてネと言われる。午前中とはうってかわって晴れて暑い。
スタミナ切れと脱水症に気を付けて、水分をとりながらゆっくりと走る。汗がボタボタと落ちてくる。
暑いので休み休み走って3時30分、草津に着く。11kmに2時間30分もかかってしまった。草津温泉で安い民宿の看板があったので泊まることにする。
ちょうど私で満室だという。さすがに草津温泉イイ湯だナ。24日 草津温泉―渋峠ー志賀高原―秋山郷(長野県栄村)
草津温泉から標高2172m日本国道最高地点の渋峠に4時間かかって到着。草津から15km、標高差1000m。厳しい上りで参った。
ここからは下り、標高が高いからか半袖では寒い。ウインドブレーカーを着て走る。それでも寒い。
志賀高原を下って県道471号から県道502号へ入ると道路が濡れている。直前に雨が降ったようだ。秋山林道に入ると今度は霧だ。
群馬県側は晴、長野県側は晴たり曇ったり秋山郷にはキャンプ場もあるが、天気が心配なので民宿に泊まることにする。
日本ロマンチック街道と志賀高原を走ってみたいとこのルートを選んでみたが、覚悟のうえとはいえ激坂が多く距離が伸びない。
明日は栄村から十日町を目指すことにする。25日 栄村―松之山(新潟県十日町市―松代(十日町市) 秋山郷切明から屋敷を通って
秋山郷総合センターとねんぼを訪ねる。秋山郷の資料室では古い生活様式等が紹介されている。
職員の石沢さんの話では、とねんぼとは秋山郷の方言でひとつにまとまるという意味だそうだ。
栄村がにほんの里100選にえらばれたのは、お年寄が暮らしやすいまちづくりが認められたのではないかと思う。
そのため山里の暮らしがいまも保たれているという。残念ながら今回のツーリングでは長く滞在したわけではないので、
山里の暮らしぶりは見ることはできなかった。続いて次の目的地松之山へ。松之山では十日町市松之山支所を訪ね、
観光協会の桑原さんから説明を受ける。地域全体に手入れの行き届いた棚田があるといい、地図を見ながら詳しく説明してくれる。
みて回って特に良かったのは、写真の天水島(あまみずしま)の棚田、今でも素晴らしい景観だが、田植えの終わったすぐ後だと、
水が張られた状態でさらに素晴らしいと思う。この後松代まで走り、松代城址公園キャンプ場に泊まる。
23日 68、76km
24日 67、69km
25日 76、49km

写真は日本国道最高地点走行距離 写真は栄村秋山郷屋敷地区の集落 写真は栄村秋山郷小赤沢地区の保存民家
写真は十日町市松之山地区の茅葺き民家 写真は十日町市松之山地区天水島の棚田

にほんの里100 選ツーリング68

朝起きて外を見ると道路が濡れている。昨夜雨が降ったようだ。曇り空のなかを8時スタート。9時頃には晴れて暑い。
粕川町室沢までは、全て県道を走る。前橋市内から室沢まではなだらかな上りがつづき、スピードがあがらず、
しかもなしくずしに脚を使わされているようでイライラする。赤城山に向かっているのだから仕方がないか。
室沢では赤城山の麓で山にだかれるようになだらかな棚田が広がっている。この棚田は米作が中心のようだ。
青々と稲が育っている。今の時期は手入れがあまり必要ないのだろうか。人影が全くない。
室沢には写真のようにホタルやメダカの池がある環境が良いのだろう。
次の目的地長野県栄村は今日中に着ける距離ではない。どこに泊まろうか考えながら走っているうちに渋川市に着いた。
国道17号線沿にひするまキャンプ場があったので泊まることにする。ところがテントを張って、食事を済ませた午後6時頃急に夕立だ。
天気がよいと思ってキャンプをしたのに。30分ほどでやんだのでホッとする。
走行距離93、17km。

写真は粕川町室沢 写真はホタルの池

にほんの里100 選ツーリング67

寄居町―風布(寄居町)―秋畑那須(群馬県甘楽町)寄居町玉淀駅近くの旅館から県道を走って風布へ。
途中の林道に写真のような標識が立っている。風布に着いて先ず目についたのが、写真のような日本の里風布館というレストラン。
到着したのが8時30分、残念ながらまだ開いていない。続いて山に囲まれた丘陵地を歩いてみる。
風布は日本のみかん産地の北限と言われている。この時期のみかんはいわゆるみかん色ではなく、残念ながら緑色だ。
気候が温暖で、天正年間に北条氏邦が小田原から移植したのが始まりで、400年を超す歴史を誇っている。
近くを流れる風布川に沿って走り、その後県道を選んで走り、秋畑那須へ。秋畑に着くと甘楽町職員の高橋さんに出会う。
ちいじがきの里の場所や宿について訪ねると、地図を見ながら詳しく説明してくれる。紹介されたやどの甘楽ふるさと館はあいにく満室、
キャンプ場もないという。とりあえずちいじがきの里を目指すことにする。途中に運よく民宿があったので泊まることにする。
民宿に自転車を置いて歩いてちいじがきの里に向かう。ちいじがきでは農作業をしていた田村さんご夫婦から話を聞く。
石垣は自分が生まれる前からのもので100年以上はたっている。維持管理がけっこう大変だという。
蕎麦が美味しいのは、周りを山で囲まれ、強い風もあまり吹かないし、朝晩は冷え込むからだという。田村さんは蕎麦を食べるときは、
前日に石うすでひき、翌日うつ。そうすると美味しいという。ちいじがきの里の石垣は今の時期だからだろか、ほとんどのところが雑草におうわれ、
全くの期待外れ。オーナー制の蕎麦畑があった。蒔かれた蕎麦が3cmほどになっている。民宿での夕食は、期待どおり、手打ち蕎麦。実にうまい。
走行距離68、66km。


写真は日本の里の標識。

写真は風布

写真は秋畑那須

写真はオーナー制の蕎麦

にほんの里100 選ツーリング66

自宅(東京都立川市)―三富新田(埼玉県所沢市、三芳町)―埼玉県寄居町
6月30日に一度帰宅。7月に都議選、昨日衆議院選の期日前投票を済ませ、
本日ようやくにほんの里100選の東日本、北海道編のスタートをきることができた。
先ず三富新田へ。ここでは江戸時代からの開拓地割りがそのまま生かされていると
言われている全貌を見ようと中富小学校を訪ね、池之谷教頭先生に屋上に上ることをお願いする。
教頭先生は気持よく承諾してくださり、案内していただき屋上へ。屋上からは平地林、
手入れのよく行き届いた農地、屋敷地の順にみごとな地割り景観を見ることができた。
続いて周辺を走り、多福寺に立ち寄ってみる。この寺は開拓時に入植した農民の菩提寺として
建立されたという。境内には三富開拓地割遺跡の石碑がたてられている。この後次の目的地風布を目指す。
午後4時寄居駅前にあった観光案内所で風布について訪ねると、風布には宿もキャンプ場もない.
この時間では今日は寄居に泊まって、明日行ったほうがよいと言われ、宿を紹介していただき泊まることにする。

走行距離97、26km。

写真はスタート時の自宅 写真は中富小学校屋上から見た開拓地割 写真は多福時境内の三富開拓地割遺跡
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