当店のお客様が、SURLY ロングホールトラッカーにて、日本の里100選を旅しています。
その報告を掲載していきたいと思います。


NO31〜NO40

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にほんの里100 選ツーリング40

鹿児島県南さつま市笠沙(かささ)町大当(おおとう)奄美大島古仁屋港を昨日16時5分に出港したフェリーが、予定より45分も早い8時15分に鹿児島本港に入港。
船員の話だと今の時期は南風の影響で予定より早く着くことが多いそうだ。鹿児島本港からは国道225号、県道31号、国道226号を走って南さつま市笠沙町大当へ。
集落の入口には百万の石積み、石垣の里大当と書かれた石の標識がっている。大当は野間岳山麓から流れる大当川の河口の西側に広がる石垣と石畳の集落。
境界や塀はほとんどが石垣。迷路のような路地を登るにつれ、眼下には大きく弧を描く大当海岸と沖に浮かぶ島々が望める。絶景だ。
写真を撮っていると民家のなかの人と目があう。東京から自転車で来たというと、お茶でも飲んでゆけと家のなかに招き入れられる。鹿児島市内の郵便局長の永井さん。
鹿児島市内に奥さんと住んでいて、時々ここに帰ってくる。普段は誰も住んでいないという。お茶、コーヒー、プリン、菓子をいただきながら話を聞く。
集落の戸数は80戸。過疎、高齢化で子供の声がしなくなったという。百万個の天然石を積み上げたといわれる石垣だが、その起源は定かでない。
えいえいと築かれた石垣群は総延長が1200m以上にもなるという。奥さんの趣味が陶芸で、この家には陶芸窯がありちょうど今作品をやいているところだそうだ。
もう少しゆっくりしたいところだったが、ここには宿がないので失礼して、南さつま市街地に比較的近い吹上浜海浜公園キャンプ場を目指す。
途中で電話予約をしておいたが、明日早朝マツクイ虫駆除の消毒がある。人体に有害なのでキャビンに泊まってください、使用料はテント1張分で結構ですといわれる。
今日は大当でご馳走になったりいい日だった。



写真は大当の集落。

写真は大当の集落入口

写真は大当の石垣

写真は大当の海岸

走行距離88.2km。 写真は大当の集落。
にほんの里100 選ツーリング39

(鹿児島県加計呂麻島)
5月22日 本部出港9時のフェリーで鹿児島県奄美大島名瀬港へ。名瀬港入港予定時間は20時25分。
知らない土地を夜間に走るのは危険なので、船内にあったパンフレットをみて宿に電話。港から自転車だと2〜3分だという。予約を入れ名瀬泊。
5月23日 名瀬から加計呂麻島へのルートは二通りある。国道58号と海岸沿いに走る県道79号で古仁屋港へ。
宿で県道を走ったほうが景色がよさそだがと尋ねると、県道はアップダウンが激しく、オートバイでも大変、自転車では国道を行ったほうが良いと言われ国道で行く。
古仁屋からフェリーで加計呂麻島生間(いけんま)港へ。加計呂麻島では、私の大好きな映画「男はつらいよ」シリーズの最終作である48作目「寅次郎紅の花」のロケ地になった
諸鈍へ。天気がよいのでデイゴ並木に咲く真紅の花がエメラルドグリーンの海の色とともに鮮やかだ。地元の吉本さんの話では樹齢300年以上。良く咲くのは4、5年に一度。
今年の咲きぐあいは良く咲く年の8割程度だという。珊瑚の石垣について尋ねると、石垣のあるところまで案内してくれる。今は人が住んでいないので手入れがされていない。
珊瑚の石垣をみたいのなら隣の与路島に行くとよいと言われる。諸鈍から島を北上するがアップダウンが激しい。1時間程走って14時瀬相港に着いた。
瀬相港でフェリーの時間を調べると、瀬相港から古仁屋行が14時40分、古仁屋着15時5分、古仁屋発鹿児島行が水曜、金曜、土曜日の16時5分。
加計呂麻島へ泊まろうか迷ったが、タイミングがよいので鹿児島へ向かうことにする。



写真は奄美大島古仁屋港からのフェリー

写真は諸鈍のデイゴ並木

写真は諸鈍のデイゴ並木と海岸

写真は諸鈍の珊瑚の石垣

走行距離70.47km
にほんの里100 選ツーリング38

(沖縄県国頭村) 5月20日天気は晴れたり曇ったり、この天気ならば国頭(くにがみ)村の海岸沿いにあるキャンプ場で泊まろう。
そう思って走っていると10時ごろから黒い雲が広がりはじめ、10時15分ごろ雷がなって雨が降り出す。バス停だったような建物があったのでそこで雨宿り。
道路を挟んで斜前にはコンビニがある。一向にやみそうにない。少し早いがコンビニで弁当を買って食べていると、正午ごろ雨がやんで太陽が射してくる。
すぐに再スタート。ところが1時間もしないうちにまた雨だ。バス停で雨宿り。15時ごろ雨がやみそうにないので、あきらめて雨仕様に整え恩名村の道の駅許田(きょだ)まで走る。
30分ほどで到着。ここから自転車で30〜60分のところの名護に昨年泊まった宿がある。雨がやんだらそこまで走ろう。
そう思って自宅や友人に泡盛を飲みながらメールを打っているといつの間にか雨がやみ太陽が射してくる。時間は16時30分。
名護まで走ろうかまよったが、泡盛を飲んで走るのが面倒なのでそのまま道の駅に泊まることに。

走行距離62.37km。

5月21日

朝からよく晴れている。先ず国頭村役場へ。企画商工課主任の前田さんから資料をいただき説明を受ける。
国頭村は村の面積の大部分が山林原野で、奥深い緑の国有林等にヤンバルクイナ等が生息する国指定天然記念物の宝庫。
平成19年3月森林セラピー基地に認定され、森林セラピー認定地では唯一の亜熱帯林で、国内でも類いまれな生物多様性をもち、世界的にも注目されているという。
ヤンバルクイナについて尋ねると、今の時期が繁殖期で、夜明けから早朝6時ぐらいの時間帯によくみられるが昼間はほとんど見られないという。
今回は諦め、次の機会には、よく現れるという場所にテントを張って、必ずみたいと思う。役場のあと、辺戸(へど)岬、ヤンバル展望台、野生生物保護センターへ行く。
天気もよく、交通量も名護から北は極端に少ない。海の色はエメラルドグリーン。やっぱり天気がよいと気分も最高。国道58号のシーサイドルートを走って辺戸岬へ。
辺戸岬からは天気がよいので遠くに鹿児島県の与論島が見える。ただとにかく暑い、熱射病にならないように、30分おきぐらいごとに水分をとりながら走る。
辺戸岬からは国道58号、449号で明日奄美大島へフェリーで渡るため本部(もとぶ)港へ。本部港では宿の情報が解ると思ったが、今日の船の発着が終わりドアが閉まっている。
港の前の食堂で宿のことを尋ねると、安い宿が近くにあるといい電話までしてくれる。本当に親切な人たちに出会いイイ旅を続けることができた。
沖縄最高!


写真は国道58号にあったヤンバルクイナを
交通事故から守ろうという看板。

写真は辺戸岬

写真はヤンバルクイナ展望台

写真は辺戸岬から見た与論島。

写真は野生生物保護センター

走行距離128.42km。
にほんの里100 選ツーリング37

5月17日 予定より15分ほど遅れて18時55分那覇入港。24時間55分の船旅。那覇泊。

5月18日 にほんの里100選ツーリングの南の折り返し点の久米島へ。

那覇泊港では曇りだったが、久米島兼城(かねぐすく)港に入港すると雨が降っている。沖縄地方は今日から梅雨に入ったようだ。
久米島ではキャンプをしたいと思っていたのに残念だ。待合室においてあるチラシをみて宿をさがす。雨が降っているので港から近い民宿に泊まる。
今日は自転車の整備と洗濯、そして泡盛を飲んで一日を過ごす。 5月19日 今日は天気予報では一日雨。朝寝をしてゆっくり起きると曇、雨は降っていない。
早速島一周に出かける。宿に荷物を預けて走ると、フル装備であえいで上っていたような坂もスイスイ上れる。脚力がついたわけでもないのに。
何だか違う自転車に乗っているようだ。はじめはガラーサ山、元気な男性のシンボルのように岩柱が立ち上がっている。次は上江州家。琉球王朝時代の士族の家。
1750年頃建てられたもので、石垣と福木の老樹で囲まれ、当時の面影を残している。次はミーフガー。子宝に恵まれない女性がが拝むとご利益があるとか。
次は泡盛の酒造見学。もちろん試飲が目的だ。続いて比屋定バンダの展望台目指して走っていると、後ろから来たクルマからフジモトさんですかーと声がかかる。
沖縄タイムス社の比嘉さん。友人が森林文化協会のホームページをみて、にほんの里を自転車で走っている人がいると連絡があり、久米島へ来るのを待っていたという。
取材のあと、奥武(おう)島の海洋深層水を100%使用した温浴施設に案内される。温浴施設ではマネージャーが待っていて、レンタルの水泳バンツで入る。
いろいろなマッサージプール等があり、自転車乗りにはリラックスできて最高だ。
このあと県指定天然記念物の畳石、渚100選のイーフビーチへいったあと港へ戻って島一周40kmの終了だ。
港では比嘉さんと久米商船久米島支店長の仲間さんが待っていて、支店長からよくお越しいただきましたと、ご挨拶を受ける。
天候さえ良ければもっといたいとと思うとても人情の厚い島で、いつの日かまた来たいものだ。14時出港のフェリーで那覇に戻り宿泊。


写真は那覇から久米島行フェリー。

写真は久米島ガラーサ山

写真は久米島上江州家

写真は久米島ミーフガー

写真は久米島の雰囲気のあるバス停

写真は久米島の畳石

写真は久米島の奥武島

写真は久米島イーフビーチ

走行距離41、1km。
にほんの里100 選ツーリング36

昨日は宮崎県日向市から都城市を目指したが、都城市手前10数キロのところに、温泉のある高城町観音池公園キャンプ場があったので、ここに泊まる。
今日はキャンプ場から都城市周辺の農村部を目指し、県道420号線を走ってみる。散歩している女性がいたので、にほんの里100選に選ばれたのはこのあたりですかと尋ねると、
近くにはざま牧場がある。そこで話を聞くといいと言われ、はざま牧場へ行ってみる。場長の榎窪さんが資料をみながら丁寧に説明してくれる。
はざま牧場は社員250人、29ケ所の農場で豚10万頭、黒毛牛7千頭を飼い、200ヘクタールで野菜を栽培している。
豚や牛の糞尿は豚舎に敷く地元産ののこくずと混じり合って有機堆肥となる。自社産のさつまいもも地元の焼酎工場で使われ、絞りとった焼酎かすは豚の餌になる。
全てが循環型だという。この会社が都城市周辺の農村部を代表しているようだ。都城からは国道10号で鹿児島へ。
鹿児島では港の近くのスーパーマーケットで、焼酎、つまみ、弁当等準備ばんたんで那覇行のフェリーに乗り込み、船内でシャワーを浴び、食事を済ませ、このメールを打っています。気分も最高!



写真は農場にあった立て看板。

写真は都城市周辺の農村部

写真は桜島

写真は那覇行のフェリー

走行距離104、33km。
にほんの里100 選ツーリング35

直川憩いの森キャンプ場から宮崎県延岡市北浦へ。北浦に着いて国道388号から3キロ程上り茶山へ。漁港を見下ろす北斜面には手入れの行き届いた茶畑が広がる。
茶の摘みとりも終わりに近づいたのだろうか、来年に向けての作業が行われている。市から送っていただいた資料によると、茶畑のある地下(ちげ)地区では、
4戸の農家が11ヘクタールで茶の栽培をしているとある。茶畑は立入禁止、遠いところで作業をしているので話を聞くことができず、写真をとったあと、茶畑から見えた漁港へ向かう。
風光明眉なリアス式海岸にある宮野漁港だ。東西につきでた岬に囲まれ、港内はとても穏やかだ。干魚のいそだという店に入ってみる。
いそださんは大阪で働いていたがUターンして、ここの加工場で干物やヒジキ、惣菜を加工し販売しているという。
東京からにほんの里100選に選ばれたところを自転車で訪ねているというと、写真をとるならと撮影ポイントを教えてくれる。
今日の宿泊を地図で調べると、日向市にキャンプ場がある。このキャンプ場を目指して走っていると、日向駅を少し越えたあたりで、
素泊2000円の民宿の看板があったのでいってみる。なんと1泊朝食付2000円だという。もちろん泊まりに決定だ。


写真は北浦の茶畑。

写真は北浦の宮野浦漁港

走行距離118、21km。
にほんの里100 選ツーリング34

昨日は鉄輪温泉に連泊。今日は、鉄輪温泉から昨日電話しておいた佐伯市観光課を訪ねる。観光課へ行くと、藤本さんですか、遠いところをよくいらっしゃいました。
ありがとうございます。と副主幹の岩崎さんから挨拶を受ける。とても感じが良く、気持がなごむ。そして岩崎さんと係長の福嶋さんが地図で詳しく説明してくれる。
いただいた地図を頼りに大越に行く。民家の塀に自転車をたてかけ棚田を見ていると声をかけらる。にほんの里に選ばれたのはこのあたりですかと尋ねると。
そうです。私は大越棚田を守る会会長の黒木隆典です。にほんの里100選に私が応募したという。またしても偶然にこのような方と出会うとは、本当に運が良い。
黒木さんは大分県庁を定年退職され、現在は耕作放棄地の再生のため、地区住民総出で水路の修復を行ったり、都市住民との交流、牛の飼育に取り組んでいる。
にほんの里100選には何千件も応募があったので選ばれるとは思っていなかった。せっかく選ばれたので、今年の春は、佐伯市内の子供たちのウォーキングイベントを行った。
今は記念植樹を考えている。大越の棚田は12ヘクタール、戸数27戸、人口68人、平均年齢も68歳くらいの年寄りばかりだという。
東京から全国のにほんの里100選に選ばれたところを自転車で訪ねるている。森林文化協会のホームページに私のことがのっている。
大越のこともそのうちのりますからみてください。今日はここのキャンプ場に泊まろうと思っていますと言うと、ウチに泊まってもらえばいいのだけれど、
家内が出かけていて帰りが遅いので、おかまいできないので、知り合いのところで泊めてもらおうといって電話をかけてくれる。
残念ながらご主人が出かけていて話がつかなかったという。ここのキャンプ場はなにもない。直川のキャンプ場には隣に鉱泉があるので、
そこに泊まったほうが良いとすすめられ、佐伯市直川憩いの森公園キャンプ場に泊まる。



写真は大越の棚田。

走行距離103、99km。
にほんの里100 選ツーリング33

昨日は、一昨年北海道の羅臼で出会い、昨年別府温泉の近くの志高湖キャンプ場で再会したMさんが、別府温泉近くの鉄輪(かんなわ)温泉に家を
借りているので寄ってくれと言われ、鉄輪温泉を訪ねることにする。彼は夏は北海道、秋から翌年の春まで鉄輪温泉でバイト生活を送っている気ままな男で、
どういうわけか私と気が合うのだ。多分お互い風来坊のようなことをやっているからだろう。大分県日田市三日月の滝温泉キャンプ場から由布岳を巻くように走っていると、
山開きのイベントが行われている。立ち寄ってみると豚汁が振る舞われており、いただことにする。鉄輪温泉に着くと、mさんが出迎えてくれ、
藤本さんがよければ何日でも泊まっていってイイヨと言われ、泊めてもらうことにする。今日は、阿蘇に行くというと、それではクルマで一緒に行こうと言われ、クルマで行く。
天気もよく、阿蘇の火山活動の状況も安全で火口まで行くことができた。mさんの話だとこんなに天気がよく火口まで行くことができたのは運がいいのだという。
帰りは湯布院の湯の坪温泉に入ってみる。昼時で誰も入っていない。昼間からのんびり温泉に入って最高の気分だ。


写真は阿蘇の火口

写真は阿蘇の火口

走行距離56、54km。
にほんの里100 選ツーリング32

岩屋キャンプ場から県道52号で福岡県星野村へ。浮羽市からは延々と12キロの上り、休みながらゆっくりと上る。
星野村の棚田はまだこれから田植えの準備に取り掛かるのだろうか、雑草がおいしげっているところが多い。残念ながら期待はずれだ。一方茶畑はきれいに手入れされている。
星野村へ着いたのがちょうど昼時、畑に全く人がいない。商店もしまっているところが多い。やっと一軒食料品を売っている店があったので弁当を買う。
もちろん食堂で開いているところはない。そのようなわけで、星野村へ泊まる予定を変更し、別府方面を目指し、キャンプ場があったら泊まることにする。
なかなかキャンプ場が見つからない。やっと国道号210号線に三日月の滝公園キャンプ場が見つかった。
ここは日帰り温泉、宿泊棟、レストラン、ゴルフ場、キャンプ場を経営していて、温泉は何回でも入ることができる。結局着いたときと寝る前に2度入る。
温泉に2度入って少し疲れがでたような感じだ。受付から連絡がいったのだろうか、代表取締役から、東京から自転車できたのですか。
ごゆっくりしていてくださいと歓迎の挨拶を受ける。なんだか今日は里の話より、キャンプ場の話が中心となり、申し訳ありません。



写真は星野村の棚田。

写真は星野村の茶畑

写真は星野村の棚田。


走行距離107、76km。
にほんの里100 選ツーリング31

昨日は、防府から国道2号、9号を走って下関へ、下関から海底人道トンネルを通って門司へ、門司から国道3号で福岡県小倉へ。ひたすら走って小倉駅近くの旅館に宿泊。
今日は、小倉から大分県日田市小鹿田へ。小鹿田までのルートは3とおりある。国道3号で福岡回り、国道10号で中津回り、国道322号で真南へ向かうルートだ。
国道10号の中津回りが、距離は長いが、上りが少ないようだ。このルートで行こうと走り出したが、走っているうちになんとなく気が変わって、最短ルートの322号回りに。
途中の国道500号7、5 キロが全て上り、必死に走って、国道211号に入ると下り、国道211号は正に陶器街道、多くの窯元が並んでいる。
寄ってみたい気持もあったが、快適な下りなので走り優先とする。小鹿田近くの岩屋キャンプ場で荷物を置いて小鹿田へ向かおうと、管理人に道を尋ねると、
小鹿田は自転車では大変だよ。例によって、どこから来たの。東京から、のやりとりの後、管理人がクルマで送ってくれることに。
そして窯元巡りが済んだらまた迎えに来てくれるという。本当にありがたい。小鹿田ではろくろを回して作業中の坂本一雄さんに話をうかがう。手を休めて説明してくれる。
小鹿田は10軒の窯元が家族で300年にわたり窯を守り続けている。弟子をとるというようなことはせず、男子がいない場合は養子をとって代々継承し続けている。
陶土完成までの工程は、全て手仕事のみで行っている。土を10日間程乾燥、さらに2週間程かけてししおどしの原理の唐臼でつきあげる。
水槽に入れ、撹拌、ゴミや砂を取り除き、沈殿した泥土で水槽がいっぱいになるまで繰り返す。水分のみ下に浸透し落ちるように工夫された おろ と呼ばれる水抜き台に移し、
手ですくえる位になるまで水分を抜く。乾燥用の素焼鉢や素焼窯に移し、成形に適した硬さになるまで放置する。ここまで約1ケ月かかる。
ひと窯分の陶土を用意するには2ケ月かかる。坂本さんの説明をうかがって、永い歴史と伝統を守りながら、じっくりと手仕事に取り組む姿勢に、
代々継承し続けるのは技だけではなく小鹿田の心だと思った。




写真は海底人道トンネルの門司側。

写真は陶器の天日干。

写真は共同窯

写真は唐臼

写真は陶土作成の水槽等の施設

写真は陶土撹拌作業中

走行距離72、32km。
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