当店のお客様が、SURLY ロングホールトラッカーにて、日本の里100選を旅しています。
その報告を掲載していきたいと思います。


NO21〜NO30

日本の里100選公式HPはこちら
NO1-NO10 NO11-NO20 NO21-NO30 NO31-NO40 NO41-NO50 NO51-NO60 NO61-NO65 NO66-ラスト
にほんの里100 選ツーリング30

虹が浜海岸キャンプ場から下松市米川東部地区へ。米川東部地区の滝の口の集落で除草作業をしている人に声をかける。フジムラさんという。
例によって自転車で東京から来たというと、それではせっかくだからと言って、案内してくれる。ドンコは写真の奥、この集落に流れる小川にいる。
末武川では川の砂を掘って、蛍の幼虫を探して見せてくれる。蛍の養殖は小学生がやっている。ダムができてから、魚の種類も数も大分少なくなったという。
後山では、ナイトウさんという方が、この集落は7戸だが、散在しているので、連絡には地区の入口に交流ボストを設置して、
高齢者の安全確認や地域の絆を強めていると説明してくれる。とおりがかった温見(ぬくみ)、道谷、大藤谷では、道端の大師の清掃や献花が行われている。
米川東部地区には、商店が全くない。持ってきたパンを食べ、午後からは山口市徳地串に向かう。串では串交流センターへ行ってみる。休館日だ。
帰ろうとすると中から声をかけられた。センター長の山本美知子さん。にほんの100里選に選ばれたところを訪ねていると言うと、
この地区は高齢化率が50バーセントを越えており、一人暮らしの高齢者等に声を掛け合う等、地域福祉の面で選ばれたという。
ボランティア活動の会長から直接話を聞いてみてはと言い、電話でセンターによんでくれる。ゆたかな串を育てる会会長でにほんの里100選に応募した山本彰治さん。
会長は、初めに藤本さんですか、森林文化協会のホームページで藤本さんの旅日記を読んでいますという。嬉しい初対面の挨拶を受ける。
会長は海上自衛隊で潜水艦に乗っていたが、定年後の平成8年から地域でボランティア活動に携わっているという。会長の説明によると、育てる会の委員は44人、
地区の戸数202戸、人口439人、65歳以上52、4%、75歳以上の一人暮らし34人。この地区は昔から人情の厚いところで、
行政の手の届かないところ、隙間をボランティア活動によって補っている。今回にほんの里100選に選ばれたことで、市長や議員がここにきてくれたり、ボランティアの人たちの大きな
励みとなっているという。もっとゆっくりお話を聞きたかったがすでに午後4時30分。串に泊まるところはない。防府(ほうふ)市まで行かないと泊まるところがない。
防府まではクルマで40分。自転車では暗くなってしまいそうなので、道順を教えてもらい失礼させていただく。
ノンストップで走り、防府駅に午後6時前に到着。駅前のビジネスホテルに宿泊。いよいよ明日は九州目指して走る。



写真は米川東部地区滝の口。

写真は時期になると蛍が飛び交う末武川。

写真は道谷の大師。

写真は串の集落

写真は串交流センター。

走行距離87、59km。
にほんの里100 選ツーリング29

一昨日は、次の目的地山口県祝島までは約200キロ、2日がかりのコースとなるので、経済コースの国道2号線をひたすら走って広島市へ。

走行距離131、89km。

昨日は、広島市から国道2号、国道188号を走って山口県柳井港へ、柳井港から連絡船で祝島へ。連絡船を降りて、先ず目に入ってきたのが原発反対の看板だ。
走りだそうとすると藤本さんですかと声をかけられた。柳井港から電話予約をしておいた民宿くにひろのご主人が迎えに来てくれていたのだ。
民宿までの路地には防火と防風を兼ねた練塀が家々を取り囲む、舟板を使った家もある独特の景観。夜、民宿のご主人が島のことを話してくれる。
人口は500人。豊かな海と土地を背景に農漁業を中心とした生業が永く島に根付いている。無農薬、有機栽培のビワを特産とする農業、周防灘での一本釣漁業が中心。
北海道からUターンした氏本さんが耕作放棄地で牛と豚を通年放牧。旺盛な食欲と鼻先で土を掘り返すことで、草木で覆われた荒地を数ヵ月で農地に変えてしまう。
豚の飼料は島内からでる豆腐がらや野菜くず等で賄う。原発反対についてたずねると、原発の建設計画が持ち上がって以来、島では原発反対の住民組織を結成、
反対運動を続けており、毎週月曜日の午後7時からデモ行進を行っている。自分も島の将来のため反対運動を続けているという。

走行距離69、99km。

今日は、昨夜民宿のご主人からうかがった、ビワ栽培と豚の放牧による耕地再生の現場に行く。水田で農作業をしている女性にビワ栽培と豚の放牧についてたずねると、
ビワ栽培はウチでやっています。案内しましょうと言って、農作業を中断して案内してくれる。林さんといい、水田を70アール、ビワを60アールの農地に栽培している。
米は有機栽培、水は山からの湧水と井戸水、土も良いので品質が良いのだと思う。個人の方に販売している。ビワも米の収穫の後、その藁を根元にしき、無農薬、有機栽培。
資源循環型農業をやっている。米とビワの収入面での比較では、ビワのほうが断然良い。ビワの畑では、まだ完熟には少し早いのですがと言って、ビワを採ってくれる。
糖度が高いのだろうか、口の中で甘味がフワァーと広がりとても美味しい。もう氏本さんが畑に来ているころだからと言って、隣の畑の氏本さんを紹介してれる。
氏本さんは、北海道で牧場経営に携わっていたが、両親が農作業ができなくなったのでUターン。
放置されている農地を豚の放牧によって再生し、じゃがいも等を栽培している。豚の飼料は島内からでる野菜くず等で賄っている。島内の人が食べるものの残ったものなので安全だ。
糞も野菜くず等を食べているためあまり臭わない。放置された農地も放牧により6ケ月でほぼ使用できるようになる。
いまは牛5頭、豚10頭だが放置されている農地を使用できればもっと増やすことができる。氏本さんも林さん同様資源循環型農業を目指している。
島で昼食をとった後、連絡船で室津に渡り、県道23号、国道188号を走り、山口県下松市に向かったが、下松市の手前数キロのところで、
光市虹が浜海岸キャンプ場という海浜のキャンプ場があったので泊まることにする。




最初の写真は祝島の水田。

写真は祝島のビワ畑。

写真は祝島の豚の放牧により再生される農地

写真は祝島の練塀。

写真は祝島の船板を使った民家。

写真は祝島の連絡船乗り場。
こんな階段を降りて乗船するため、
フル装備の自転車では荷物が重くて
自転車が持ち上がらない。
荷物をはずして階段を降りて乗船する。



走行距離43、31km。
にほんの里100 選ツーリング28

広島県尾道市から岡山県笠岡市まで戻って真鍋島へ船で渡る。尾道から笠岡では逆方向に進んでいるのではと思われるかも知れないが、
四国から真鍋島へ直接行くルートがないのでやむおえないのだ。島のなかを歩くと、瓦葺きの焼き板や船板を張った家屋、狭い路地が古くからの漁村風景を感じさせる。
集落の中でダンボールを背負って坂道を下ってくる人にすれちがった。ヤマモトさんといい、今キャベツを採ってきたきたところだという。
キャベツやゴーヤ等の野菜の栽培をして、あとは年金で生活している。島の人口は305人、高齢者ばかり、市の重要無形民俗文化財に指定されている走り神輿も、
以前は秋に行っていたが、今は5月の上旬の3日間で行っているという。島内に若者がいなくて担げないから、ゴールデンウィークに変更し、島外から帰ってくる若者が担いでいる。
そのくらい若い人がいなくなってしまったのだという。瀬戸内海が見渡せる素晴らしいキャンプサイトがあったので泊まろうとしところ、キャンプ禁止の掲示がある。
島でキャンプをしようとしたのに残念だ。このため真鍋島での宿泊を変更し、笠岡に戻ってユースホステルに泊まる。


写真は真鍋島の集落。

写真は島内の小学校

祭の前で、大漁旗がかかげられている真鍋島

写真は焼き板を張った真鍋邸

走行距離44、54km。
にほんの里100 選ツーリング27

今治からしまなみ街道へ。快晴、風も弱く、おだやかな瀬戸内の海をみながら快走。瀬戸内海に浮かぶ因島では、山肌から大きな岩が顔を見せる白滝山に登る。
見た感じで険しい上りとわかるので、途中の駐車場に自転車を置いて歩いて登ることにする。車道を7〜8百メートルほど登ると、
次は階段状の険しい参道をさらに7〜8百メートル登って山頂に立つ。頂上からは360度の展望。生口(いく)橋、因島大橋、瀬戸内海が見渡せ、素晴らしい景観だ。
また、頂上一帯には五百羅漢の石像が建てられている。かっては信仰の山であったようだが、今日は観光客ばかりのようだ。
山を降りて、重井(しげい)西港近くの除虫菊の栽培地に向かう。山肌から瀬戸内海に向かって白い除虫菊が今を盛りと咲き誇っている。
かっては蚊取り線香の原料となる一大栽培地だったようだが、化学薬品の普及等で次第に減り、いまは個人1人と2団体が観賞用に栽培しているに過ぎないという。
因島で泊まろうかと迷ったが、天候に恵まれ、景色の良いしまなみ街道をいっきに走しりたいという思いのほうが強く、尾道の中心街まで走ってしまった。
今日の宿泊は尾道駅の近くのビジネスホテルとする。


写真は白滝山から見た瀬戸内海。

写真は白滝山頂から見た五百羅漢と瀬戸内海。

写真は除虫菊の栽培地と重井西港。

写真は因島大橋。

走行距離113、25km。
にほんの里100 選ツーリング26

昨日の朝は寒さでテントからでたくない。猛烈に冷え込んだようだ。今の時期にはく息が白いとは。昼間は半袖シャツで走ったのに。昼と夜の温度差が激しいのに驚く。
久万高原町上畑野川地区へのルートはなんとおりもある。経済コースを調べると、県道29、国道197、県道32、国道56、あとは一本道で国道380、国道33号。
国道380の途中まではほぼ平坦で順調、今日中に上畑野川に着くと思っていたら、内子町から久万高原町までの15キロが上り、休み休み走って2時間30分もかかってしまい、
久万高原ふるさと旅行村キャンプ場に着いたのが午後5時30分。上畑野川は明日一番で行くことにする。今日は朝一番で上畑野川に行く。
農作業をしているお二人に話かけてみる。ヤマウチさんとオオタさん。この地区では農業は米と野菜を作っている人が多い。マスとアマゴの養殖もやっている。
ヤマウチさんのところでは米とハウスでピーマンなどの野菜を作っているという。米は個人の人が買ってくれ、ここの米を食べると他の米は食べられないと言ってくれている。
農協へだすより高く買ってくれ助かる。ここの米がうまいのは、土地が粘土質なこと、水が良いこと、有機栽培であるからだと思う。魚の養殖も順調なのは水が良いからだと思う。
この地区では元気な女性がいろいろと活動していると聞いているけどというと、ああオバサンたちがよくわからないけど、月に2、3回集まって、料理を作ったり、
いろいろやっているらしいヨという。このあと因島を目指すが、時間的にとても今日中には着かない。国道196号を走っていると、天気は良いし、海はきれい。
どこかでキャンプをしたいと思って物色するも適当なところがない。そうこうしているうちに今治の中心地から10数キロのところにある青木地蔵堂に着いてしまった。
昨年四国自転車遍路で泊まらせていただいた遍路宿だ。時間は午後4時30分。今治まで行って泊まろうか迷ったが、懐かしいのでここに泊まらせていただくことにする。


写真は上畑野川地区。



走行距離89、01km。
にほんの里100 選ツーリング25

昨日下から見上げただけの段畑へ行き、今日は一番上まで登ってみる。鏡のような静かな海と対照的にそそり立つ段畑。
下から見上げたのとは全く違って迫力がある。農作業をしている人がいたので話かけてみる。トリイさんご夫妻で、段畑は全部で5〜6反、12軒がこの仕事をしている。
みんな半農半漁だったが、最近ははまちの養殖はやめた人が多い。家一軒建つほどいい時もあったが、餌代が高くなり、魚は安いので、あわないから。
うちも平成18年にはまちの養殖をやめた。今は年金とじゃが芋の栽培で生活している。じゃが芋は輪さくがよくないので、11月に植え付け、4月に収穫。畑は半年遊ばせておくという。
じゃが芋もってく。自転車だからいいヨ。気持だけいただいておくネ。自転車でどこから来たの。東京から。東京からずっと自転車で。何日かかった。
定番の話がでたところで段畑をあとにする。次の目的地愛媛県西予市田穂に向かう前に、西予市役所に電話でどのルートがよいか尋ねると、自転車では県道は山道で厳しい。
国道56号から宇和まで走り、県道29号で田穂に向かうほうがよいと言われ、このルートとする。田穂に着くと道路沿に茅葺き屋根の東屋風の茶堂がある。
続いて棚田に行ってみる。棚田を登って行くと農作業をしている人がいたので話かけてみる。
田穂がにほんの里100選に選ばれたことご存知ですかというと、ええ、私がその代表ですという。また素晴らしい人に出会った。
ヒョウドウさんといい、定年で農協を退職、現在61歳。ヒュウドウさんの話では、田穂には64戸あり、そのうち棚田をもっているのは9戸、専業では厳しいので、全て兼業農家だという。
後継者の話になると、子供の教育を間違えた。息子は一人は東京、もう一人は松山にいる。棚田は定年になったらやると言っていると笑いながら話している。
先ほどみてきた茶堂のことを尋ねると、88の札所ではないがかなり大きな寺があり、その参拝者のお接待の場であり、近所の人がお接待にあたっているという。
今日の宿泊は田穂に近い桂川渓谷キャンプ場とする。


写真は田穂の茶堂。

写真は田穂の棚田

走行距離77、37km。
にほんの里100 選ツーリング24

5日は、朝起きると天気予報どおり雨。9時30分雨がやんだが、今日は休養日とし、自転車には乗らないことにする。
洗濯、自転車の整備、高知市内のぶらぶら歩きで一日を過ごす。26日は、高知から国道56号、窪川から381号を四万十川沿いに走り、4時少し前に道の駅四万十大正に着く。
道の駅で里川までの距離を尋ねると、クルマで15分、上り坂で泊まるところはない。大正温泉かリバーサイド轟キャンプ場に泊まり、明日里川へ行くほうがよいと言われる。
四万十川は過去2回、源流から河口まで走っているが、宿泊は何れも旅館。これまで四万十のリバーサイドキャンプをしたいと思っていたので、迷わずキャンプ場に泊まることにする。
思いがかなって四万十川でキャンプ。こういうところで飲む酒はひと味もふた味も違う。今日はスタートしようとタイヤの点検をすると、異常に空気が減っている。パンクだ。
パンク修理のあと、先ず里川へ。里川までは道の駅での説明ほど厳しい道ではなくほっとする。写真で気がつかれたでしょうか、里川沈下橋の橋脚が一ヶ所なくなっている。
台風の時にでも壊れて流されてしまったのだろうか。集落の中で出会ったタケイシさんと話しをする。この集落には21戸ある。ししとうと菜の花の栽培をしている家が多い。
うちはほぼ自給自足。収入はししとうと菜の花を農協に出している。年寄りがなんとか生活できる程度。娘二人が近くに嫁いで孫もいるが、後継者がいないのが悩みだという。
里川から西土佐村まで昨日に引続き四万十川沿いに走る。天気は快晴、清流、緑濃い山々。こんなところを走っていると、もう何日かとどまってキャンプをしたい気持になる。
午後3時宇和島に着いて、先ず市役所に立ち寄り、遊子水荷浦までのルートを尋ねる。国道56号から県道37号に入り、あとは標識にしたがって走ればよい。
クルマで40分はかかるので、自転車では遊子で泊まるか、宇和島市内で泊まり、明日遊子に行くかどちらかだという。迷わず遊子で泊まることにし、民宿を紹介していただく。
遊子までは県道からの景色が素晴らしい。鏡のような海。そこにつながれた漁船。雰囲気のある町。気分よく走って、午後5時30分遊子に着き、すぐ宿の近くの段畑に行く。
海際から山の上まで石垣の段々畑が立ち上がり、60段にも及ぶという。食事をしながら民宿の女将から段々畑の話を聞く。
4月19日に段々畑のイベントがあったが4500人もの人がやってきた。この地区では半農半漁で、段々畑で作っているのは馬鈴薯。今は全てとりつくし、なにもない。
いい馬鈴薯を作るために、あとは畑を遊ばせておいたほうがよいのだという。宿の料理が素晴らしい。ご主人が脱サラの漁師で、その日泊まる人の分だけ魚を釣ってくるのだという。
うまいわけだ。こんな宿に泊まることができて運がイイ。



写真は里川沈下橋。

写真は里川の集落

写真は四万十川にかかる十和村の鯉のぼり

写真は遊子水荷浦の段畑

写真は遊子水荷浦の段畑の拡大




走行距離94、31km。
にほんの里100 選ツーリング23

昨日は徳島県美波町恵比寿浜キャンプ場から高知県馬路村を目指す。ルートは二通りある。高知県東洋町からと安田町から。
馬路村に電話し、自転車の場合どちらのルートがよいか尋ねると、東洋町からは近道と思われるかもしれないが、
険しい上り坂があるので室戸岬経由で安田町からのルートがよいと言われる。途中にあった東洋町の手前道の駅宍くい温泉で馬路村へのルートを尋ねると
やはり室戸岬経由で安田町からのルートをすすめられる。室戸岬経由で馬路へのルートに決定。室戸岬へ向かう途中、道路脇で熟年の女性がぶんたんとはっさくを売っている。
何れも一袋単位だ。自転車では重くて持てないので、一個だけ売ってくれというと、どこから来たの。東京から。ヘエ自転車でずっと東京から。
これあげるよ、気をつけてといいながら二個も手渡してくれる。ぶんたんとはっさくをいただいたことより、遠くから来た見知らぬものへの気持のほうが嬉しい。
燦々と降り注ぐ陽光と潮風、あたたかい気持に国道55号のシーサイドロードを快走。馬路村の近くの道の駅田野駅屋から馬路温泉に電話すると残念ながら満室。
やむおえず馬路温泉の10キロほど手前の安田川あゆおどる清流キャンプ場という面白い名前のキャンプ場に泊まる。今日は朝一番で馬路村役場へ。
総務課長の山崎さんから、村内を一周しても3キロほど、ぜひ一周してみてくださいと資料をいただく。
庁舎を出ようとすると、副村長の清岡さんによびとめられ、時間がありましたら話してゆきませんかと言われ、いろいろとお話をうかがう。
副村長の話では、人口1000人。村の人の顔がみんな見えるという。産業は林業で、藩政時代は江戸城のご用木になったり、昭和の時代には林業バブルの時期もあった。
今は林業もなかなか厳しい。道路も県道が一本だけ、ごたぶんに漏れず、過疎化と高齢化が進んでいる。ただ営林省の貯木場だった土地がゆずの森となってよみがえり、
その加工品で頑張っている。などの話を雑談をまじえながら話してくださった。村内を自転車で走っていると、
ゆずを全国に宣伝するためにつくったポスターに載っている人に偶然出会う。松原さんといい、80歳近く、元公務員で、大阪にいたが両親の面倒をみるため、56歳で退職しUターン。
以来ゆずの仕事をしている。有機栽培で、毎年1、5トン、15000個の収穫があるという。松原さんが時間があるなら村内を案内するからついてこいという。
松原さんが軽トラックをゆっくり走らせ、私がその後を自転車でついてゆく。所々で止まって説明してくださった。
馬路村をあとに、高知市内まで走り、駅の案内所で紹介していただいたはりまや橋近くのビジネスホテルに泊まる。久しぶりに赤い灯、青い灯をみて眩しい。


写真は馬路村。

写真はにほんの100里選の看板

走行距離84、79km。
にほんの里100 選ツーリング22

8時25分、役場の仕事が始まる少し前に上勝町役場に着くと、若い女性が庁舎前を掃いている。職員の方ですかと声をかけると、そうですという。
今どき職員が庁舎前の掃除とは珍しい。当番でやっているという。にほんの里100選についてお尋ねしたいのですがというと、すぐ産業課へ案内してくれる。
産業課ではお茶をいれてくださり、課長の桑原さんが地図や写真ナドノ資料でいろいろと説明してくださった。
人口は2000人、面積110平方キロ、職員60人、過疎化と高齢化が進んでいる。他の市町村との合併のため協議会も結成されたが、あまりに少規模なためうまく行かず、
解散したという。八重地は戸数30、産業は農業、林業、アマゴの養殖。県道からの上りがきついですがぜひ行ってみてくださいと言われ行ってみることに。
役場から7キロ、45分もかかる。農作業をしている人もちらほらといるが、道路からは遠いところなので、残念ながら話をすることはできなかった。
上勝町からは主に県道を走って室戸岬に向かう途中の美波町の室戸阿南海岸国定公園恵比寿浜キャンプ場に泊まる。



写真は上勝町八重地。

走行距離80、19km。
にほんの里100 選ツーリング21

今日の天気予報は午前中雨。6時15分、今日は連泊と思ってカーテンを開くと、予想外にも陽が射している。あわててスタートの準備をし、朝食のあと、8時スタート。
徳島県吉野川市美郷村に着くと、写真のように、にほんの里ではなく、にっぽんの里100選の黄色ののぼり旗がたっている。日本の正式呼称をあえて使ったのだろうか。
こののぼり旗とシバザクラ祭ののぼり旗が高開の石積の道案内となって、急傾斜の山道にたっている。私の脚力ではとてものぼりきれそうもない急傾斜だ。
自転車を置いて歩いて登ることにする。20分ほどかけて登ったところでこの地区の人に出会う。なんとこの地区のただ一人の石積み職人の高開文雄さんだ。
偶然とは言えこのような人に出会うとは、本当に嬉しいことだ。高開さんは300年の歴史をもつ石積み職人の家を継ぎ、築200年という家を守り、
石積みの段々畑に豆、蕎麦、芋、かんきつ類などを栽培している。昔は川で採取した石を使い、石積みをしたが、今は90%以上が修復作業だという。
美観を保つために、写真のようにシバザクラを植えている。石積みの技術は、大学生など次の世代に伝えようとしているという。
美郷から徳島県上勝町へのルートは、いくつかあるが、高開さんの話では、自転車ではいちど徳島にでたほうが楽だという。
他のルートは山越えでたいへん。ということで、急ぐ旅ではないので、遠回りとなるが楽なルートの徳島まわりとする。
上勝町では、温泉が隣にある月が谷温泉キャンプ場に泊まる。このキャンプ場では無料の入浴券を発行してくれる。いいキャンプ場だ。




走行距離92、48km。
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