熟年自転車ひとり旅「ユーラシア大陸横断ツーリング」 後編(2011年9月1日〜10日)
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はじめにスタートまでの出来事を書いておきたいと思います。インターネットでローマ行きの片道の格安航空券を探したがみつからない。
ある旅行会社に行くと、片道航空券では入国できないと言って断られる。次にJBTに行くと、中国国際航空の成田発北京乗り継ぎローマ行の予約が取れる。
ところが後日電話があり、片道航空券では入国できない恐れがあるのでビザを取ってくださいと言われる。
イタリア大使館に電話すると、日本人は90日間ビザなしで滞在できるので観光ビザは出していない。
ローマのパスポートコントロールの係官に質問された場合には旅行目的をよく話してくださいと言われる。jtbにこのことを話し航空券を購入。
ところが4月に入ってjtbから電話があり、中国国際航空の成田ー北京の時刻変更があり、乗り継ぎができなくなったというので、これをキャンセル。
アエロフロートの成田発モスクワ乗り継ぎのローマ行があると言われ、これを購入。
アエロフロートの搭乗手続の時間と自転車の持ち込みの話をすると、自転車については乗せられるかどうかロシア本国に問合せ、後日回答すると言われる。
結果は乗せられることになったが、こんなことはその場で即決してもらいたいものだと思う。
出発前に以上のような面倒なやりとりで疲れた。
9月10日(土) 曇りのち9:30頃から雨
西安滞在

今日も朝から観光。はじめに西安最大のモスク(イスラム寺院)清真大寺へ。建築様式の基調は中国風。中国風のモスクを見るのははじめてだ。
礼拝大殿が素晴らしい。緑色の瑠璃の瓦で覆われている。1000人以上の信者を収容できるというが、残念ながら一般の人は礼拝殿には入れない。
朝食は回坊風情街の賈三灌湯包子という店でで包子を。皮が薄く、餡が熱々のスープを含みうまい。中国で食べた包子で一番うまかった。次に鼓楼へ。
鼓楼には上ることができるが、雨が降ってきたので上らず、急いで周囲から写真を撮る。楼の上の城郭に並ぶ太鼓には文字が書かれている。
季節や天候を表しているようだがよくわからない。かつてはこの太鼓の音で時刻を告げたという。一度宿に戻って雨が止むのを待つ。
11時頃雨が止んだので鐘楼へ。東大街、西大街、南大街、北大街の4っの大通りが交わるところに建っている。
かつては町の中心として様々な機能を果たすなど、非常に重要な役割を担っていたという。
一時止んでいた雨がまた降り出したので、ここにも上らず、周囲から写真を撮って宿に戻る。昼食は歩いて朝食を食べた回坊風情街へ。白い帽子をかぶったイスラム教徒の姿が目につく。
販売しているものをみても回族の文化がかいまみえる。遅い昼食は麻婆涼皮。辛さがまろやか。次に黄河柿子餅。柿のペースト入りでもっちりしている。
次に桂花?。おはぎに栗のペーストをぬったもの。ひんやりしてうまい。いろいろ食べて満腹。もう食べられない。食意地が張っていてしょうがないなー。
雨が降っているので、夕食も牛肉と何かを蒸したよくわからないものを買って帰ったが、昼に食べ過ぎて食べきれず残してしまった。
写真は清真大寺礼拝大殿。
9月9日(金) 曇り一時雨(16:00〜17:00)
西安滞在
午前中は自転車で観光。先ず大雁塔へ。ここは玄装三蔵がインドから持ち帰った仏典の漢訳を行った場所。三蔵法師を思いおこして感慨深いものがある。
次に碑林博物館へ。石像や林立する石碑が素晴らしい。職人が拓本をとっている。販売もしているので欲しいと思ったが、価格も高いし、自転車では持ち帰れないし、やっぱり買うのはやめた。
宿に自転車を置きに帰って、ここのレストランで昼食。ハンバーガー、ポテト、牛乳がないのでヨーグルトを注文。全てうまくない。
午後からはバスで西安最大の見所秦始皇帝兵馬俑博物館へ。広大なドーム内にずらりと並ぶその迫力たるや、まさに圧巻だ。
これを見て大満足。観光で疲れたので、夕食を食べに出かけるのが面倒になり、昼に続きここのレストランで夕食。中国料理ならうまいだろうとチャーハンを注文。これもうまくない。
ハンバーガーがうまくないのは許せるが、中国料理のチャーハンがうまくないのは許せない。宿はこのユースホステルの近くの西安書院国際青年旅社が予約できたので一安心。
明日も観光だ。今日は食事がうまくなかったので、明日はうまいものが食べたいな。
写真は兵馬俑。
9月8日(木) 曇り
興平〜 西安
走行距離:77.18q
今朝ホテルをチェックアウトしようとすると、昨日係が案内するとき、どうも勘違いして部屋を間違えたらしい。どおりで宿泊料の割に設備が整い過ぎていると思った。
西安に着いて、先ずはシルクロード起点群像前で記念撮影。当時のシルクロードに向かった情景を思い浮かべる。ここから城壁内に入るまでが距離が長い。
南門近くの湘子門国際青年旅社に行ってみる。今日と明日は泊まれるが、明後日は満室。とりあえず2泊することにする。
ここは明代の屋敷を改装したもので、ユースホステルにしては高級感があって雰囲気抜群。私が泊まった部屋は2段ベッドが4台。男女同室。女性が3人、男性が4人。
私以外は全て外国人。荷物をおろしたあと、少し町の中を自転車で走ってみる。道路は狭いし、歩行者、自転車、オート三輪、自動車が無秩序に動くので危ない。
かなり緊張した。中国は自動車優先だからなー。宿に着いたとき、メーターをチェックするのを忘れた。興平から西安までは多分50〜60qだと思う。明日は宿探しと観光だ。
写真はシルクロード起点群像
9月7日(水) 曇りのち14時頃から晴
ヤン平鎮〜興平
走行距離:104.47q
天気予報に反して、4日も降り続いた雨がようやく止んだ。西安までは100数十q。私の脚力では一気に走り切るのは無理。
100q前後の町に泊まることにして8:30スタート。10時頃から時々太陽がうっすらと見えてくる。これで雨の心配は無さそうだ。
14時久しぶりに晴れてきた。なんだかんだと言ってもやっぱり晴れると気分がいい。17:30輿平という大きな町で100q。この町に泊まることにする。
町の中心近くで目についた旅館に行ってみる。自転車は停められそう。外観からは宿泊料が少し高そうだが、
今日まで3泊した旅社が宿泊料は安いもののひどい設備だったので、少し高くても泊まるつもり。宿泊料は60元から。
それを50元に値切って泊まることに。部屋はシャワー、トイレ、アメニティ、パソコン、テレビ、エアコン、電気ポット、お茶付き。めちゃくちゃ安い。
いい旅館にあたって幸運。夕食はやどの近くの屋台で。先ず麺を食べ。次に豚のあらゆる部分と羊の頭などの屋台へ。
お金をやりとりした手で切りわけたりして不衛生。でも前から食べてみたいと思っていたので食べてみる。豚のどの部分かわからないが、脂がのっていてうまい。
次にパンの屋台へ。明日のためにパンを購入。ここでも無造作に手で掴んで、ビニールの袋に入れてくれる。中国はまだまだ衛生観念が乏しい。
9月6日(火) 雨

ヤン平鎮滞在
今日も終日雨。昼食を食べに出かけた帰り、月餅が1個2元と安いので買ってみた。本場のものの方がうまいと思ったが、ここのものより日本のものの方がずっとうまい。夕食は昨日行った店で麻婆豆腐を注文したが、辛くしないでと言ったが、辛いだけで不味くて残してしまった。今日の夕食は店を変えてみた。卵、トマト、ピーマン、ネギのいためもの、シーホンシーチャオジィタンという。辛くなく、油っこくなく、さっぱりしていてけっこううまかった。食事に出かける以外は、ぼーとしてテレビをみて過ごす。明日も天気予報は雨。参った参った。
9月5日(月) 雨
ヤン平鎮滞在
今日で3日続きの雨。この宿にもう1泊することにする。シャワーがないこと、トイレが不潔だけど、他の宿も同じ様なものでしょうがない。
トイレだが、いわゆるぼっとんトイレ。小の方はなんとか外で済ますとしても、大の方はそうはいかない。トイレにいっあと鼻が曲がってしまったのではないかと思った。
鼻が曲がるとはこういうときに使う言葉だと思った。でも家族経営で、皆親切で人がいいのが救いだ。小さな町で5〜10分も歩けば一回りできてしまう。
ガイドブックを見たりして過ごすが退屈で退屈でしょうがない。
明日は雨が止みますように。
9月4日(日) 曇りのち10:30頃から雨
宝鶏〜ヤン平鎮(ヤンピンチェン)
走行距離:36.64q
どんよりとした曇り空。雨が降ればその時点で宿に泊まることにして8時スタート。やっぱり10:30頃から霧雨が降り出す。
大きな町で宿もあったが、まだ傘をさしている人がいないのでそのまま通過。これが間違いのもと。町を通過すると霧雨から小雨に。
雨仕様に整え宿を探しながら走るが、商店や食堂はあるが宿がない。正午頃ようやく宿のある町へ。招待所と旅社がそれぞれ1軒づつある。
招待所は30元、旅社が15元、2軒ともシャワーなし。部屋を見せてもらったが、違いは部屋の広さだけ。シャワーなしだが、雨のため泊まることにする。
もちろん15元の旅社の方だ。ここも名前も聞かれず15元払ってチェックイン。午後から少し雨足が強まる。シャワーが無いのを我慢して、ここで泊まって正解だった。
雨が降らない降らないと思っていたら2日続きの雨。西安が遠いい。
9月3日(土) 雨
宝鶏滞在

7時朝食を食べに出かけようと宿を出ると小雨が降っている。久しぶりの雨だ。傘をさすほどの雨ではないのでスタートの準備。
8時まだ小雨が降っている。しばらく様子をみる。9時さらに雨量が少なく、ほとんどの人は傘をさしていない。悩ましい雨だ。
空模様から途中で降られるのも嫌なので、今日は走るのをやめ、連泊することにする。
ベッドで横になり、テレビを見たり、ガイドブックを見たりしているうちに、いつの間にか眠ってしまった。久しぶりに休んで、これまでの疲れが出たのかなー。
昼食のあとまた昼寝。いくらでも眠れそー。夕食を食べに出かけ、何を食べようかと物色していると、ハンバーガーの店があった。
中国のハンバーガーなんて珍しいと思い買ってみる。チキンバーガー2個10元。このチキンはさっぱりしていてけっこういける。
惜しいことに、パンが軟らかすぎてうまくない。今日は終日小雨が降ったり止んだり。走らなくて正解だった。
9月2日(金) 曇り
ウーテェイ〜宝鶏(バオジィ)
走行距離:100.82q

道路の状況は昨日と変わらず、スタートから終日アップダウンが繰り返される。徐々に脚力が失われ、ストレスがたまる。
宝鶏10数qに近付いたところでようやく平坦になる。宝鶏に着いていつものように先ずハンドル宿探し、宝鶏一の繁華街経二路にホテルが集中している。
その近くの路地の入口に招待所の看板があったので、道路沿いより静かだろうと行ってみる。一発で宿泊。夕食に町に出かけるといい店があった。
野菜や茸、卵、豆腐、ソーセージなど数十種類の食材が棚に並んでいて、その中から好きなものを自分で選らんで係りに渡すと、大きなどんぶりに入れ、熱湯をかけ、自分の好きなたれをかけてもらう。
日本の水たきのようで、油こくて辛い中国料理とはひと味違ってうまかった。今日は宿も料理も当たり。
9月1日(木) 曇りのち10時頃から晴
天水〜ウーテェイ
走行距離:84.08q

今朝は寝坊して、遅い時間の9時スタート。6時に一度目が覚めたがなかなか起き上がれず、うとうとしているうちに又寝てしまい、次に目が覚めたのが7:3。
昨日の麦積山の疲れが残っていたのかなー。国道310号線はスタートから28qほどは平坦だったが、その後はアップダウンの繰り返し。
ほとんど平坦なところがない。りんご畑が広がり、いたるところでりんごの取り入れ作業が行われている。
町の名前はわからないが市場にりんごが集められ、量を量ったり、箱に積めたり、様々な作業が行われている。写真を撮らせてもらっていると、これを持って行けとりんごをいただく。
宝鶏には今日中に着くのは無理なので、どこかに宿があったら泊まろうと思いながら走る。スタートから75q地点の町に旅社が2軒あった。
時間も16:30、泊まろうと行ってみると、2軒とも同じ対応。会話集をみて話しをしただけで断られる。こんな町に泊まるもんか。
84q地点のウーテェイという町に旅社と食堂をやっているところがあった。時間も17:30でちょうどいい。すんなり泊まれた。
名前も聞かず、パスポートを見せろなどと言わず、宿泊料15元というだけ。宿泊料を払っておしまい。もちろん領収書などはない。
ここのお爺ちゃんが面倒見がよく、荷物を運んでくれたり、ポットにお湯を入れて持ってきてくれたり、そのうえにクルミまで剥いてくれる。
ここの食堂で夕食。おすすめ料理を聞くと麺だという。ビールと麺を注文。残念ながらビールは冷えてなくてうまくない。食事の後中庭でお爺ちゃんと雑談。
この町はウーテェイというと紙に書いてくれる。日本語には無い文字なので、メールではカタカナで表示した。
今日は天水からここまで走り、明日は宝鶏まで走る予定というと、表にして距離を書いてくれる。
ベッドと机、シャワーなしと設備はよくないが、とても楽しくすごすことができた。
写真は今日走ったルートの一部
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